みたもの感想文。

好きなときに好きなことを好きなように書きます。

4月のみたもの備忘録。

 

 流石にどこにも出かけることのなかった4月。
 本を読んだり、Huluを観たり、無観客配信公演を観たりして過ごしていました。

 

・(本)コーヒーが冷めないうちに川口俊和
・(映画)コーヒーが冷めないうちに
・(映画)阿修羅城の瞳
・(配信)清水宏スタンダップコメディ配信『清水宏の燃えるスタンダップコメディ~寝たり座ったりもアリ!』4/12
・(配信)入江雅人グレート一人芝居 無観客配信ライブ!『蘇るパンクスタイル9』東京ナイト・福岡ナイト4/24.25
・(ドラマ)ゲーム・オブ・スローンズ 第五章

 

 他にもちょろちょろと並行して読んだり観たりしているけど、観終えたり読み終えたりしたのはこんな感じ。

 


〇(本・映画)コーヒーが冷めないうちに

 何年か前に話題になっていた作品。過去へのタイムリープもので、話題になっていた当時に買ったままになっていました。本の帯には『4回泣ける』って書いてあったのかな、確か。4回も泣けるのかよーすごいじゃないの、と思って読み始めたんですが、私としては一度も泣けなくて、お話も少しあっさりしている印象を受けたんですね。でも、面白くないわけではなくて。不思議な感じでした。それで、読後にその不思議な感じがちょっと気になりまして、どんな人が書いたのかな、と著者紹介欄を読んだのですが、それで「あー、なるほど」と思いました。著者の川口俊和さんは劇団で脚本や演出を手掛けている方らしく、この作品もその舞台のために書かれたものの様でした。それで「あー、なるほど」。舞台で上演されているお話として想像したら、色々納得できるところもありつつ、なんとなく舞台でどんな風に上演されていたのか見えてきたんですね。確かに、舞台を観に行ってこのお話しだったらきっと面白かっただろうなと思いました。すごく舞台向きでありつつ舞台っぽいお話だと思います。

 そして本を読んだ後に今度は映画版を見てみました。舞台用に作られた話を映像にしたらどうなるんだろう、と思いまして。これがですね、映画版が結構面白かったんですよ。舞台だとこうじゃないかな、と想像していた場面が全然違くて「へー!こうしたんだー!おもしろーい!」と勉強になったと言うのも変な表現ですが、とても面白かったです。核はそのままに原作と違う展開にしているところが映像ならではという感じで、ちょっと泣ける感じの場面もありました。そして役者さんたちがとにかく上手。

 原作と映像化と両方見ることが出来て、その違いと其々の良さを感じることが出来て面白かったです。

 


〇(映画)阿修羅城の瞳

 劇団☆新感線の同名舞台の映画化です。この作品は好きで舞台の映像は何度見ていたのだけど、映画版を漸く観られました。宮沢りえさんの椿は天海祐希さんの椿とはまた違った趣があって面白かったです。天海さんのは本当に美しくて格好良くて気高くて強くて女王という感じだったけど、宮沢さんのは娘という感じが強く可憐さが残っていたのが解釈の違いみたいなものなのかなと思いました。面白かったです。

 


〇(配信)清水宏スタンダップコメディ配信『清水宏の燃えるスタンダップコメディ~寝たり座ったりもアリ!』

 清水宏さんを初めて見たのはゾンビフェス、確かVol.1から出演していたはず。もうすごく面白くて、客席に降りてきたときは恐ろしくて(笑)お客さんを巻き込んでくるから無観客の配信でどうなるのかしら、と思っていたら、恒例の入場からやってくれたので、画面の前で劇場と同じように拍手をしながら見ていました。奇声はあげませんでした(笑)無観客はかなり勝手が違うようでしたが、劇場で見る通り画面越しにも飛沫が飛んできそうな勢いで、喋り倒しの1時間ずっと笑わせて頂きました。楽しかったです。また生で見られる日が早く来ますように☆

 


〇(配信)入江雅人グレート一人芝居 無観客配信ライブ!『蘇るパンクスタイル9』東京ナイト・福岡ナイト4/24.25

 パンクスタイルは1からずっと観ているのですが、その場に居て空気感を共有して見えてくる景色が、配信でどうなるのか楽しみにしていました。
 東京ナイトでは感じ取りにくいところも多少ありつつも、『500』がすごかったです。元々は落ち込んでいる親しい友達と会うつもりだったのに、なぜか500人も集まってしまったという話を今現在の外出自粛という状況に変えて観せてくれました。何がすごかったって、一人芝居なので入江さんが一人しかいないのですが、500人いる空気とその中に自分がいる様な錯覚が画面越しに与えられるんですよ。ちょっと興奮しました。すごい。
 福岡ナイトは入江さんがずっとやってきている福岡弁での演目を披露してくれました。『ロンググッドバイ』と『ブロークバックマウンテン』。両方とも大好きな演目です。両方観られるなんて、なんて贅沢!音楽を使う演目なので音楽を使わずにどうなるか、っていうのに入江さん自身も興味があったみたいでした。個人的には装飾部分がないから当たり前なのかもしれないけど、スッキリした印象を持ちました。また違った趣が面白かったです。
 次のパンクスタイルは劇場に足を運べるようになっていますように☆

 清水さんのも入江さんのも下記でまだ観られるみたいですね。(いつまで観られるかはわかりません)

live.line.me

 

 

〇(ドラマ)ゲーム・オブ・スローンズ 第五章

 Huluで配信されている海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』を以前からちょっとずつ見ているのですが、4月は第五章まで観終わりました。最終章まで観終わってから何か書こうと思います。

 

 まだしばらくの間、厳しい状況が続きそうですね。その分、これまで出来なかったことが出来る機会でもあるので、それはそれとしてそちらで楽しむことが出来ればと思います。