みたもの感想文。

好きなときに好きなことを好きなように書きます。

1月のみたもの備忘録

 

 いつの間にか年も明け、1月も終わってしまいました。はやい様なそうでもない様な。一先ず1月にみてきたものを。

 

Hello! Project 2020 Winter HELLO! PROJECT IS [     ] ~side A~

Hello! Project 2020 Winter HELLO! PROJECT IS [     ] ~side B~

桂文枝 新春特撰落語会

印象派からその先へ―世界に誇る吉野石膏コレクション展(三菱一号館美術館

山種美術館 広尾開館10周年記念特別展 上村松園美人画の世界(山種美術館

・開館40周年記念 太田記念美術館所蔵 肉筆浮世絵名品展 ―歌麿北斎・応為(太田記念美術館

 

 そこそこちゃんと出かけています。

 

 

ハロコン

 去年同様、今年も新年はハロコンから☆ 新年を楽しい素敵なものを見て過ごして今年1年を気持ちよく始めよう♪みたいなことです。私はアンジュルムが大好きで、こう、自分の好きな子たちの揺らぎみたいなものを感じつつも、それでも客席に向かってキラキラと愛と幸せを届けてくれる様に今年も胸いっぱいになりました。本当にいつも素敵なものを見せてくれてありがとうと言う気持ちです。どれだけ救われているか。

 今年は去年よりも他のグループやメンバーを少し(苦笑)覚えられていたので、去年も楽しかったけれど、今年はより他のグループも楽しむことが出来ました。その中ですごく印象に残ってることがあって。こぶしファクトリーつばきファクトリーと一緒にパフォーマンスしてた時の野村みなみちゃんがものすごかったんですよね。見えないものが見えてくると言うか、野村さんの心象が漏れてくると言うか。卒業後は演技の道に進みたいと言うことだったので、なるほどー、と思いました。いやはやすごいものを見せて頂きました。

 今回もとても楽しかったです☆

 

桂文枝 新春特撰落語会

 ・早口言葉が邪魔をする/桂三実
 ・家族の絆/桂文枝
  ~仲入り~
 ・転失気/桂三度
 ・笑わない男/桂文枝

 文枝師匠の創作落語がとても好きです。今回もたくさん笑わせて頂きました。新年にたくさん笑えるのはなんというか、とても幸せな気持ちになれて良いです。今年もたくさん笑いのある一年であります様に☆

 

〇美術館

 今年の美術館初めは三菱一号館美術館で『印象派からその先へ―世界に誇る吉野石膏コレクション展』でした。ゴッホやマネ、ドガなんかが見られるのは知っていたのですがキスリングが見られたのが予想していなかったので少し嬉しかったです。シャガールを集めた部屋があったのですが、10代の頃はシャガールが結構好きだったんですけど、今はそうでもないなと思いつつ、自分の中で理由を探ったりできたのも面白かったです。

 山種美術館の「広尾開館10周年記念特別展 上村松園美人画の世界」。これはもう本当に美しかった。女性の日本画家の作品を多分ちゃんと見たことがなくて。女性の日本画家の存在すら私は全然知らなくて。今回が本当に初めてちゃんと見たんですけれども。とてもとても素敵でした。浮世絵なんかの美人画がそんなに得意ではなくて、その理由も自分の中ではわかっているのですが、松園の描く美人画はとても好ましく思えました。ショップで売っていた『山種美術館上村松園』と言う小冊子に松園の言葉が書かれていて、それを読むと松園がしっかりと意図を絵に乗せて表現していて、見るものにそれを割と正確に感じさせることが出来ているんだなと思いました。それって本当にすごいことだなと。他にも池田輝方 《夕立》がとても面白かった。屏風になっているのがすごくなんというか、色んな楽しみ方が出来るんじゃないかと。畳んでその時みたいところだけを出したり。違う物語が展開できたりと。想像力を刺激されるのが面白かったです。上村松園をとても好きになったので、また色々な作品を観たいなと思います。

 そして、私的には今年の展覧会のメインイベントがいきなりやってきた太田記念美術館の『開館40周年記念 太田記念美術館所蔵 肉筆浮世絵名品展 ―歌麿北斎・応為』ですよ! もう、本当に待望の葛飾応為『吉原格子先之図』! 気絶! ずっと見たくて見たくてやっと見られました! フランダースの犬でネロがルーベンスの絵を見たくて吹雪の中を歩いてる時みたいな気持ちで向かいました(わからんけど)! 悶絶! いまだに思い出すだけでドキドキします。本当に素敵でした。ずっと見ていたかった。何がどうとかうまく言えないのだけど、人も物も空気も光も陰も描かれているものすべてが生きている感じで、吸い込まれそうになります。他にも北斎の「雨中の虎」「羅漢図」とか暁斎の「達磨耳かき図」とか芳年の「雪中常盤御前図」とか清親の「開化之東京両国橋之図」とか広重とか、なんかもうなんかもう、ふぁーっ!!!となる感じ。大興奮の約2時間。そこそこ人出は多かったもののゆっくり堪能しました。はー、もー、すごく楽しかった!

 

 1月はこんな感じでしたね。1年の最初の月を今年も楽しく過ごすことが出来ました☆ 2月も楽しみたい所存!

 

 

 

ミュージカル『小公女セーラ』。

昨日、ミュージカル「小公女セーラ」teamエトワル(11/22 19時回) を観て来ました。

  • 観劇前に入っていた予定が押してしまい、開演ギリギリに到着。すでに前説?が始まっていました。久し振りに走った(苦笑)

  • 平塚日菜ちゃん目当てでチケットを買ったのですが、大林素子さんがミンチン先生だとわかり、大林さんのお芝居が観られるのも楽しみにしていました。
    大林さんは以前、かなり前に蜷川幸雄さんの演出で野村萬斎さんが主演をした『ファウストの悲劇』を観に行ったときに初めてお芝居をされているのを見ました。蜷川さんが他の誰も持っていない大林さんだからこその魅力を引き出して、大林さんがそれを存分に演じられていたのがずっと今も心に残っているんですよ。大林さんのミンチン先生は存在感抜群で、出てきた瞬間からのラスボス感?に気圧されました。圧倒的な舞台映えが素晴らしかったです。
    せっかくの大林さんとの共演なので、蜷川幸雄さんのお話を日菜ちゃんが聴かせてもらえていたらいいなと思います。

  • ラヴィニアを演じていた石野さやかさんも面白いなと思いました。
    私は子供の頃に『小公女セーラ』をアニメで見て、本も読んだのですが、セーラはもちろん好きでしたが、ラヴィニアも結構好きでした。最初に見たのがアニメだったので、ラヴィニアのキャラクターのイメージって、私の中ではアニメのラヴィニアだったんですね。それが良い意味で覆されたと言うか。覆されたではないな。新たにパターンとして加わったという感じ。表現が難しいのだけど、石野さんのラヴィニアを見てたら、なんとなく、セーラームーンのセーラーマーズを思い出したんですよね。だから、私がずっと抱いていたラヴィニアとはちょっと違くて、でもそれを面白いなと思えたのは、石野さんのラヴィニアがちゃんとそこにいたからなのかもしれないと思っています。

  • マリエット役の野島優奈さんも素敵でした。パンフレットに初舞台と書いてあったので驚きましたが、すごくしっかり基礎のある方なんですね。「私はお嬢様にたくさんの愛を貰った」みたいな感じの一連の台詞の場面。セーラとのお別れの場面だったかな。そこがとても好きでした。私は芸能を見ることが好きで、演者が舞台から(舞台だけでなくてもお仕事の場から)客席に愛を向けてくれたと感じられた瞬間にとても感動するので、マリエットの言葉が自分の中にもあるものの様な気がしました。
    そう言えば、私は今回見られなかったのですが、teamレーブのマリエットはCollege Cosmosの深沢京花さんが演じてらっしゃったようで。College Cosmosはハロコンで何度か観ているので見てみたかったです。

  • ベッキー役のなかねかなさんはもうなんか、ソロで歌う場面でびっくりしました。なんというか歌が上手すぎて目が醒めると言うか(苦笑)えぇぇぇ!?ってなりました。こんな大事な場面でこんな隠し玉(?)出されたらびっくりしすぎて歌詞入って来ないじゃないの!でも伝わる!と思いながら観て、聴いていました(笑)

  • 他の出演者の方々も其々とても素敵でした。生徒役の子たちは歌もダンスも生き生きしていて、楽しい気持ちにさせてくれました。

  • 去年観たときと全然印象が違うのは役者さんが違うからかなと最初は思っていたのですが、色々と考えていくうちに、自分の状況と経験が去年と違うからだということに気付きました。台詞の感じ方が全然違ったんですよね。前述したマリエットの台詞とか、セーラの「私も貴女も同じ女の子なのよ」という台詞とか。特にセーラの台詞は、同じような意味の言葉に何度も触れる機会が最近あったのでドキリとしました。自分が過ごしてきた時間とシンクロすることが多かったんでしょうね。そりゃ去年と印象が違うはずだわと腑に落ちました。なんだか改めてエンタテインメントを見る楽しみを知ったような気持ちです。

 
さて、ここからは平塚日菜ちゃんの感想です。

  • まず冒頭、登場人物たちが一堂に揃ったところにセーラとして出てきた日菜ちゃんを見て、もう本当にものすごくドキドキしました。すごく可愛くて素敵で、そしてノーブルだった。ああ、こんな風に立てるのか、すごいな、と見入ってしまいました。日菜ちゃんのセーラには独特の品があった様に思います。

  • 9月に出演した舞台の時と比べて、かなりお芝居が上手になっていたのが嬉しかったです。ツイッターで稽古の様子をたまに教えてくれていたので、頑張っているのはわかっていたけれど、客席から見える形ではっきりとわかる様に変化が見られるのは本当に嬉しいです。ツイッターで言っていた「思い通りに出来ない葛藤」は克服できたのかしら。どんな葛藤があって、そこを乗り越えるためにどんな風に頑張ったのか、乗り越えることは出来たのか。後日談で聞いてみたいです。

  • お嬢様から下働きになったときの変化もとても良かったです。セーラが床掃除をしているところを生徒たちが通る場面で、アーメンガードに気遣われた(「大変そうね」みたいな感じだったかな)セーラが「あなたには楽しそうに見えるのかしら!?」(ちょっとセリフ違うかも)と強く言ってしまうところが面白かった。すごく複雑な感じ。アニメでも印象的な場面で覚えているのだけど、『プリンセスで在れ』という大事にしていた心持ちにひびが入る瞬間だと思うんですね。この時のセーラの心のバランスってどうだったんだろうなと思いました。日菜ちゃんの声音のバランスはその複雑さを感じられてとても面白かったです。

  • お嬢様と下働きの境遇の差を演じる日菜ちゃんを見ていて、『ガラスの仮面』で亜弓さんがやっていた「王子と乞食」を思い出しました。あれ?日菜ちゃん、亜弓さんみたいに一人二役で「王子と乞食」が出来るんじゃない?と思ってみたりしました(笑)

  • そして歌。歌がとても上手になっていました。びっくりしました。表現力が上がったと言うか。ミュージカルの台詞を歌に乗せると言うのが、伝える意識に繋がったのかしら。すごく奥行きのある深みのある歌でした。発声もとても綺麗で体の中心にスッとセーラの言葉が沁み込んでくる感じ。普段の歌にも(ダンスにも)きっと良い影響が出るんだろうなと思います。技術も大事だけど、表現力(心)は本当に大事。これからがとても楽しみになります。

  • 千秋楽にはきっとセーラの心がしっかり体にもなじんで、もっともっと素敵になるんだろうなと思いながら観ていました。

  • なんかね、観終わって帰りながら、日菜ちゃんに東宝ミュージカルとか出て欲しいなと思ったんですよ。レミゼでコゼットやってる日菜ちゃんとか本当に観たい。オーディション受けて!という気持ちです。ドラマにも出て欲しいなー、とか。日菜ちゃんの演技のお仕事をこれからもたくさん観たいなと思っています。

 

ミュージカル『小公女セーラ』、とても面白い舞台でした。観られて本当に良かったです。楽しかった!☆

 

 

 

嬉しい日。

今日はですね。私がアンジュルムのコンサートに初めて行ってから1周年の嬉しい日なのですよ☆
アンジュルムを初めて観に行ったのはラクーアでのリリイベでした。
確か上國料さんが加入して3周年の日だったと思います。
その後、つまり去年の今日。
竹内さんのお誕生日にパシフィコ横浜でのコンサートへ行きました。
伊勢さんと太田さん加入の日でもあります。
そんな良き日を感想ブログ再開の日に選びました。

楽しい感想がたくさん書けます様に☆