みたもの感想文。

好きなときに好きなことを好きなように書きます。

20250913-14 モーニング娘。’25 コンサートツアー秋 ~Movin’ Forward~ 立川公演 備忘録

 

 

 2025年9月13日・14日、立川のTACHIKAWA STAGE GARDENで行われた『モーニング娘。’25 コンサートツアー秋 ~Movin’ Forward~』を観てきました。今ツアーは羽賀さんと横山さんの卒業ツアーです。

 

 9月14日はモーニング娘。の結成28周年と小田さくらさんの加入13周年のお祝いの日でもありました。そんな日に時間と場所と楽しさを共有できて、とても嬉しかったです。本当におめでとうございます。

 

 さて、これから書く文章はいつも通りの、ただひたすらに自分の為に残す備忘録になります。何かに向かって決めつけるものでも強要するものでもありません。自分の大好きな花を見て何を想うよりも先に綺麗だなと思う、それを残した程度のメモと思っていただければと思います。もう本当に、何も知らない無知な人の勝手な戯言です。

 

 

 凄い!モーニング娘。’25が一歩を踏み出した!
 オープニングダンス、そして一曲目『ラヴ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。』を観ながら、その興奮と高揚、ときめきに貫かれてそんなことを思いました。

 凄いんですよ!本当に凄かったんです!しばらくは頭の中で「すごい!すごい!凄い……!」と繰り返しながらステージを観ていました。そこには未来に向かっていく明るさ、そう、朝に太陽が昇っていく時の空気や音、心、見えないものまでを芯から輝かせるような、そんな輝きが会場中に拡がって分け隔てなく注がれているのが見えたんです。メンバーの目がみんなキラキラしてるんですよ。もうね、素敵としか言いようのない素敵が溢れ出しているんです。眩しいほどにキラキラキラキラ。すごくね、そういうのが、そういうのを見られるのが私は嬉しいんです。その人の核の燃焼を感じられるから。魂を燃やしているかのような姿にどうしようもなく感動するんです。なんて美しいんだろう。そう思うんです。ドキドキして涙が出そうでした。

 私は今回の公演を観て、モーニング娘。’25が本当に劇的に変わったと思ったんです。以前のエントリーで書いたこともあったと思うのですが、私はモーニング娘。のイメージって結成当時はともかくとして、いつの頃からか『個』が完璧にコントロールされた美学の体現みたいなものになっていたんです。『集』としての変わることのない『美』と言うような。それがね、前ツアーからその片鱗があるような感じはしていたのだけど、今回は明確に『個』を出してきたと感じたんです。なんと言うか、蜃気楼がにわかに地続きになった感覚でした。そこにちゃんと表情があるというか。血が通っているというか。多分、きっと、これが本来のモーニング娘。の持っている魂で、流れている血なんじゃないだろうか。それがようやく私にも見えるようになったのかもしれない。そんなことを思いました。

 今回のツアーで特筆すべきは、セットリストのもの凄さだと思うのです。もうずっと全速力で走り続けるようなセットリストなんです。とにかくフィジカルへの荷重が凄まじい。ステージ上の移動もめちゃくちゃ!(笑)私はずっと小田さんをみているんですけど、なんかあの結構な段差をずっとぐるぐるすごいスピードで動き回っていて、ちょっと心配になりましたよ(苦笑)えっ!?そこからどこまで行く気なの!?あそこ!?あそこまで行くの!?何カウントで行く気なの!?あー!転ばないで!怪我しないで!足傷めないでー!がーんーばーれー!と言う気持ちでした。ものっすごく大変だと思います。でも、それに比例するメンタルにおけるメンバーの想いの力が負けじと強大なんです。だからその相乗効果でとんでもないエネルギーがステージの上で爆発するんです。その膨大なエネルギーをコントロールして、メンバーが本当に頑張ってくれている。こんなにも素敵なものをあんなにも真摯に懸命に、そして楽しそうに見せてくれるなんて、受け手としては幸せ以外のなにものでもないと思います。本当に嬉しい。めちゃくちゃ楽しい。こんなにも心を動かしてくれて魂を揺さぶってくれるなんて。「ありがとうー!がんばれ!がんばれ!がんばれー!がーんーばーれー!まけるなー!いけー!とどけー!小田さん大好きー!」と心の中でずっと叫んでいました。
 因みにこの一曲目『ラヴ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。』は『ハロ!ステ#598で』見られるので是非何度でも幾度となくご覧頂きたいです。因みに因みに、私の超絶大好きポイントは【2:33】あたりのステージセンターの弓桁さんから後方セット上センターの小田さんへの『魂込めながら』『叫ぶから』でのカメラの振り上げです。スイッチじゃなくて振り上げなのが良いんです。最高です。痺れます。小田さん大好きです。是非ともご覧ください。小田さん大好き。

 そう言えば、公演をみていて加賀さんの存在を感じるときがあったんです。全然特別じゃないところで、ふわっと気配を感じて、「あ、一緒にいるんだ」と思ったんです。同期の横山さんがそう感じさせたのか、それとも全体的なものがそれを感じさせたのか。いずれにしても、私の知らないメンバー同士の『絆』とか『想い』のようなものが、モーニング娘。で過ごしてきた月日の中で隣にいた、と言う気配を感じさせたのかなと思いました。公演中はすごくたくさんの人たちの中でたくさんの想いが去来していたのだろうと思うのです。ずっとずっと、ちゃんと見てきた人たちには何が見えたんだろう。きっと私には見えないものが見えたりするんだろうな。

 そして公演を通してずっと強く感じていたのが羽賀さんと横山さんの『愛』でした。モーニング娘。への、時間を共にしたメンバーたちへの、過ごした時間への、そしてそこに包括されるファンへの『愛』。『Movin’ Forward』は突き抜ける程の愉しさの中に狂おしいほどに優しい切なさとあたたかさをはらんだコンサートであると思うのです。この公演が素晴らしいのは羽賀さんと横山さんがその愛ゆえに妥協を許さなかったという一事に尽きると思います。そしてそれを共に作り上げようと邁進したメンバーたち、実現してくれたスタッフさんたち。もうね、受け手としては本当に感謝しかないです。先程フィジカルとしてのセットリストのすごさに触れたけれど、このセットリストのすごさはそれだけではなくて、その『質』の並外れた『高貴さ』にもあると思うんです。メンバー一人一人を深く愛しみ、一人一人に光を当てて、其々が其々にあんなにキラキラと活躍することが出来る。だからと言って自分たちの滅私にはならず、自分たちにもしっかりと光を当てていて、自分たちに向けられるファンの愛にもしっかり応えている。そう。愛なんです。愛でしかないんです。もう、ただひたすらに愛でしかない。そして、みんなからの羽賀さんと横山さんへの愛も、羽賀さんと横山さんからのみんなへの愛に負けないくらいにとてもとても深くて大きいと感じるんです。それはステージに『Movin’ Forward』を創出させているモーニング娘。’25をみれば、聴けば感じられるんです。羽賀さんと横山さんからの愛を他のメンバーはちゃんと受け止めて、それをまた愛で返している。ああ、羽賀さんも横山さんも、めちゃくちゃみんなに愛されてる。よかったなー。ちゃんとみんな相思相愛じゃん。そんなことは当たり前なのかもしれないけど、当たり前のことがちゃんと当たり前であることって当たり前じゃなかったりするので、当たり前が当たり前に在ることをすごく嬉しく思うんです。みんながちゃんとみんなを愛していて、愛されていてよかった。心からそう思います。


 さあ、ここから小田さんの話をしますよ。私は小田さんが大好きなのです。9月14日にモーニング娘。が28周年を迎えて、同時に小田さんも加入13周年を迎えました。まずはおめでとうございます!すごいです!だって13年でしゅよ!?すごすぎてタイプミスもするってもんです。もうね、本当にすごい。この13年、ずっとずっと頑張ってきてくれたってことでしょう?その時間の中で、私が小田さんのことを大好き!ってなったのってたぶん本当に最近なんです。何年か前から『さくらのしらべ』は観に行っていたし、モーニング娘。を見る機会があれば小田さんばかり見ていました。だから好きではあったのだけど、今みたいに大好き!ってなれたのって本当に最近だと思うんです。すべてのことにはタイミングがあって、私が小田さんを大好き!ってなれるそのタイミングが来た。そして、それは小田さんがずっとそれまで頑張ってくれていたってことなんです。でなければこのタイミングは訪れなかった。小田さんがステージから届けてくれるものを受け取れると、私はとても幸せな気持ちになれるんです。小田さん、いつも頑張ってくれて、そこにいてくれて、素敵でいてくれて、本当にありがとう。私は小田さんが大好きです。

 小田さんは今回の公演でもとても素敵でした。出てきた途端に「ひゃー!小田さん素敵ー!かわいいかわいいかわいいー!素敵美々しいかっこいいー!大好きー!」ってなりました。最初から最後まで終演後まで何なら今現在ですら大好き大行進です。衣装がまたとても似合っていて、特に2着目だったかしら、『続・11人いる!』を思い出したんですよ。フォースみたいだ!って。私は小田さんのフォースが好きなんです。もしフォースがフロルみたいに未分化で女性を選んだとしたら今の小田さんみたいな感じなのかもなと思ったりしました。

 小田さんのスキルと表現力の調和で生まれるパフォーマンスの美しさが大好きなんです。『時空を超え 宇宙を超え』の間奏でタンッという音と共に指をパチンと鳴らす振りを当てる箇所があるんです。そこの小田さんの動きがすごく情緒的で、指を鳴らすというよりも、何か大切なものを大切に大切に掴み取っているように見えたんです。それがもう素敵なんです。星明りにキラキラと輝く光の粒子を小田さんが纏っているように見えて、とても美しいんです。同じく間奏中のバレエのやわらかで繊細な動きなんて清冽に静謐に美しい。静かな湖に音もなく波紋が生まれるようでした。あそこにある小田さんの心はどんなものなんだろう。あと何回か見る中で、それを少しでも感じ取れたらいいなと思います。

 髪型のせいかもしれないのですが、あげていた髪をおろしていたときに、子供の頃の小田さんが見えたんです。なんて言ったらいいんですかね。今の小田さんと子供の頃の小田さんが一緒にステージを頑張っているような感じと言いますか。今の小田さんが過去の小田さんを導いていると言いますか。そのイメージが私の脳内ではショートフィルムの様に映像で流れてきたんです。あぁ、なにか、すごく頑張って何かをしようとしてくれているのかもしれないと思いました。小田さんは以前よりも『言葉』を、『心』を伝えてくれようとしていると思うんです。今回もすごく歌詞に、言葉に、小田さんの想いが乗っているように感じたんです。小田さんは少しずつ変化して進化して大きくなろうとしているのだろうと思います。そうやって一心に前に進むその格好良さと強さは、とても綺麗で、見ていてすごく元気になるんです。小田さんが大好きです。

 今回のツアーは小田さんがたくさん歌ってくれていて、すごくすごくすごく嬉しいんですよ、私は。小田さんの歌が、声が大好きだから。誰かのファンである人は皆そうなんじゃないかと思うんですけど、歌でもダンスでも、やはり自分の大好きな人の活躍は嬉しいんです。だから、このセットリストを考えてくれた羽賀さんと横山さんには本当にいくら感謝をしてもし足りない。他のメンバーにも最高のバランスでたくさんの見せ場があって、その感覚のクレバーさに感服してしまいます。改めて、ありがとうございます。

 

 コンサートを見ていて、モーニング娘。は、やはりすごいよなと思ったんです。これだけの曲を持っていて尚、まだまだたくさんの曲がある。28年の歴史というものは、これだけはどうしたって太刀打ちできない。それは優劣ではなく、積み重ねた、培ってきた事実として。その事実がモーニング娘。であることの誇りとして、一人一人の魂の芯に根付いているように感じられました。

 


 終演後、会場を出て、凄いものを美しいものをみた悦びと幸せに、あくまでも楽し気に浮足立つ人波の中を、公演の始まりを振り返りながら歩きました。
 オープニングダンスの後の一曲目、オープニングで秘めていたエネルギーが一気に爆発したかのような輝き。メンバーの沸騰する感情が全身全霊をもってファンに向けて投げかけられる。

 来てくれてありがとう!
 みんなに会えてうれしいよ!
 観てもらえるのがすごく楽しみだったんだ!
 絶対に楽しいからね!
 絶対に喜んでもらえると思うよ!
 みんなと一緒に楽しみたいんだ!
 楽しいね!楽しいね!
 みんなで一緒に最高に幸せになるんだよ!

 さあ!!いくよ!!!

 声が聞こえた気がした。
 その声は、想いは、きっとモーニング娘。’25の『愛』なのだと思います。

 

 私ね、この『Movin’ Forward』でモーニング娘。’25の紅蘭紫菊が見られるんじゃないかと、こっそり思っているのです。見られたらいいな。みんながみんな、其々が其々にどんな風に咲くんだろう。もしそれが見られたら、それは革命なんじゃないかと私は思います。

 

 今の時点でこのツアーの辿り着く先はまだ決まっていないけれど、卒業公演まで、メンバーもスタッフもファンも、関わる人たちがみんな、元気に前進し続けられます様に。怪我をしたり体調を崩したりしません様に。みんなみんな心身ともに御安全に!

 

 楽しかった!楽しかった!
 楽しかったなー!
 めちゃくちゃ楽しかったよー!
 大好きをたくさん浴びることが出来て幸せだった!
 素敵な時間をいつもありがとう!
 たくさんたくさん頑張ってくれてありがとう!


 また次に観るのがとてもとてもとても楽しみです。始まったばかりのここから、前に進むにつれて見える景色がきっとどんどん変わっていくんです。次は何が見られるのか、心から楽しみにしています!


 モーニング娘。28周年、おめでとうございます!
 小田さくらさん、モーニング娘。加入13周年、おめでとうございます!
 モーニング娘。に、小田さんに、益々の活躍の機会とたくさんの幸せが訪れますように!

 

 これからも小田さんにたくさんの笑顔がありますように!
 小田さんが大好きです!!!

 

 ああ!楽しかった!!!
 ありがとう!!!

 

 

 

<補足>

モーニング娘。’25 コンサートツアー秋 ~Movin’ Forward~』セットリスト
【A】
01. ラヴ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。
02. てかHAPPYのHAPPY!(新曲)
03. Happy birthday to Me!
04. 明るく良い子
05.セクシーキャットの演説(キャット:小田、羽賀、横山)
06. HEAVY GATE
07. ロマンスに目覚める妄想女子の歌
08. What is LOVE?
09. シルバーの腕時計(横山、岡村、櫻井、弓桁)
10. Take off is now!(野中、山﨑、井上)
11. 通学列車(小田、野中、牧野、羽賀、岡村、山﨑、井上)
12. もう 我慢できないわ~Love ice cream~(羽賀、横山)
13. 幸せ指数 発表されたい(小田、野中、牧野、櫻井、弓桁)
14. 時空を超え 宇宙を超え
15. The 摩天楼ショー
16. What’s Up? 愛はどうなのよ~
~メドレー~
17. 笑顔YESヌード
18. 女と男のララバイゲーム
19. 気まぐれプリンセス
20. 恋愛ハンター
21. 自由な国だから
22. Teenage Solution
23. I surrender 愛されど愛
24. 気になるその気の歌
25. One・Two・Three
26. 恋愛Destiny~本音を論じたい~
27. わがまま 気のまま 愛のジョーク
~アンコール~
28. 友情 〜心のブスにはならねぇ!〜
29. 青春小僧が泣いている
30. Be Alive


【B】
01. ラヴ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。
02. てかHAPPYのHAPPY!(新曲)
03. Happy birthday to Me!
04. 明るく良い子
05. セクシーキャットの演説(キャット:小田、羽賀、横山)
06. HEAVY GATE
07. ロマンスに目覚める妄想女子の歌
08. What is LOVE?
09. Give me 愛(小田、岡村、山﨑、井上)
10. 大きい瞳(野中、牧野、羽賀)
11. Rockの定義(横山、櫻井、弓桁)
12. Only you(野中、羽賀、岡村、山﨑、井上、弓桁)
13. ボン キュッ!ボン キュッ!BOMB GIRL(小田、野中、牧野、横山、櫻井)
14. 時空を超え 宇宙を超え
15. インスピレーション!
16. Go Girl 〜恋のヴィクトリー〜
~メドレー~
17. 笑顔YESヌード
18. 女と男のララバイゲーム
19. 気まぐれプリンセス
20. 恋愛ハンター
21. 自由な国だから
22. Teenage Solution
23. I surrender 愛されど愛
24. 気になるその気の歌
25. One・Two・Three
26. 恋愛Destiny~本音を論じたい~
27. わがまま 気のまま 愛のジョーク
~アンコール~
28. シャボン玉
29. BRAND NEW MORNING
30. 涙ッチ

 

 

 

武道館で小田さくらさんを見て思ったこと

 

 

 2025年7月8日に「日本武道館」で行われた『モーニング娘。’25 コンサートツアー春 Mighty Magic DX ~生田衣梨奈を見送って~』を観てきました。
 「生田衣梨奈を見送って」と言うサブタイトルに相応しい、生田さんの魅力がふんだんに詰め込まれた公演だったと思います。ラストのドレス姿は背景のお城と相まって、登場した瞬間に今まさに舞踏会へと向かうシンデレラを想起させました。生田さんは卒業するけど、これからなんだな。これからまた本番が始まるんだなと、そんな気持ちになりました。とても素敵でした。

 生田衣梨奈さん、御卒業おめでとうございます。
 生田さんの武運長久を心からお祈りしています。
 これからも生田さんにたくさんの笑顔がありますように。

 

 

 さて、今回の武道館ですが、私は4月の水戸以来の小田さんでした。印象的だったのは最初のMCで次期体制でもサブリーダーを継続することを伝えてくれた時に「未来に繋げていけるように頑張ります」と言っていたことです。すごくね、興味があります。小田さんが思い描く未来がどんなものなのか、何を目指すのか、繋いでいきたいものは何なのか、どう繋いでいくのか等々。つまり、私は一体何が見られるのか。ワクワクします。ドキドキします。小田さんが見せてくれるものに私はすごく興味があるんです。あの一言って、私にとっては小田さんが『今』その瞬間瞬間を、『今』出来ることから更に前に進んで、状況や環境、状態、力といった、そういう小田さんが『今』持っている全てで何をどんなふうに見せてくるのか、見せることが出来るのか、そこを超えて小田さんがどんなふうに変化していくのか、どこまで進化していくのか、その情熱の向こうに何が見えるのか、そんなことを想像させてくれる言葉なんです。俄然楽しみですよ。楽しみの一言です。もうね、私は小田さんを見るのが毎回楽しみで、そして楽しくて仕方ないんです。だって、いつも素敵だから。いつも美しいから。いつも面白いから。そう。「いつも」なんです。でも「いつも」なのに「いつも」違うんです。だからいつも驚かされるんです。その色彩の豊富さに。見せてくれるものの突き抜けるような高さに。水面に広がる波紋のようなその熱情に。そして愛に。だから今回の武道館も楽しみにしてきたわけです。そしたら、こんな言葉を聞けたもんだから、とてもとても嬉しかったんです。

 

 今回も小田さんはものすごく頑張ってくれていました!もう初っ端から、ひゃー!一曲目からちゃんと素敵ー!ちゃんとかわいいー!すごくかわいいー!いつも頑張ってくれてありがとう!大好き!ってなりました(笑)小田さんの移動の時の走り方とかぴょんぴょんしてるのとかリズム取ってる足とかくるくる回ってるところとか他にもたくさんたくさん。小田さんの可愛いが盛沢山!ステージの斜め後ろの裏席にもしっかりと隙あらばという感じで、たくさんファンサしていたんですよ。えー!素敵ー!と思いました。あれは絶対に裏席の人たちは嬉しかったと思います!ああいうわかりやすい優しさを見せてくれるところも大好きです。もうね、本当に、小田さんは一瞬たりとも気を抜かずに、小田さん自身の魂をこの時間に注ぎ込むようにして、ずっとずっと頑張っていたんです。だからこちらも一瞬たりともずっとずっと気を抜けない(笑)あんなに素敵で美しいもの、私は絶対に見逃したくないですから。

 

 ホールよりも会場が大きなせいか、小田さんは水戸で見た時よりもさらに大きく激しく、美しく見える限界ギリギリのラインで攻めていたように感じました。大きく動き過ぎると動作が暴れて美しさからかけ離れてしまうことがあるから、あの美しく見えるラインを絶妙に保てるのはもう本当にさすがとしか言いようがないです。⁠小田さんがいつもすごく自然に何気なく当たり前にやっているように見えるあの美しい所作って、本当に凄いことなんですよね。

 ⁠そして、『歌』です。今回も小田さんの『歌』がすごく面白かったんです。小田さんの歌は本当に魅力的で、素敵で、私は小田さんの声も大好きだし歌も大好きなんですけど、今回それがまた少し変化したと思ったんですね。いや、進化かな。これまでは見えないものを「見せて」くれることが多かったように思うんです。小田さんがイメージしたものを「見せて」くれる。それが「見えて」くるにもシフトできるようになったというか。「見せてくれるもの」って小田さんが見せたいものを見せてくれるんです。でも「見えてくるもの」は受け取る人によって見えるものが変わってくるんです。あー、難しいですね。言葉にするのすごく難しいんですけど。ただ、これは今年の『さくらのしらべ14』でも感じていたことと繋がっているんです。私は今年の『さくらのしらべ14』で小田さんが心(内面)を見せてくれるようになったと思ったんです。でもそれって、グループに入った時にどうなんだろうとも思っていたんです。『さくらのしらべ14』はソロだから、そこだけで出来ることなのかもしれない可能性はあるんじゃないか、と。だから今回、小田さんの歌を聴いて、うわあっ!てなったんです。小田さんが歌うと、小田さんの声が、歌が進んでいくのと同じリズムで、同じ速さで、その通り道が次々に彩られてぶわぁっと花吹雪が巻き起こって、それが広がっていくのが見えるときがあったんです。艶やかに鮮やかに、耳に届いた瞬間、小田さんの歌は音なのに目で見えても来る。そして小田さんがおくってくれたエネルギーは心と体の芯に届いて魂を熱くするんです。小田さんがその想いを声と歌に乗せて、声の、歌の形や大きさを自由に変えて自在に放っている感じがしました。まったく、なんであんなことが出来るのか。興奮しましたよ。その光景を見て、それを体感して、すごく嬉しかった。それって私の中では小田さんがちゃんと前に進もうとしているのがちゃんとわかったと思えた瞬間だったんです。もうね、嬉しくて、嬉しくて。ラベンダー色に光る棒を両手で振り回しながら、その花吹雪の中を走り回りたい気持ちでした。

 

 小田さんがずっと培ってきた『芸』って私にとっては無条件の素敵なんです。表現てどうしても表現者の内面が出てしまう。スキルだけのものではないというか。私は私の中で美しいと思うものに、私自身に対してだけですが絶対的な自信があるので、小田さんの美しさって私の中ではその美しさが『過去』から繋がる『今』を表す全てなんです。これは甚だ個人的な本当に私個人の見解であり思考です。私としては私がみて、聴いて、感じる、『今』目の前にあるその美しさが『今の小田さん』であって、だから私はその目の前の今の小田さんが過去を含めて大好きで、未来に向かっても大好きと思えるのです。⁠小田さんはとても美しいんです。とても素敵なんです。とても可愛いし、とても格好良い。「私の大好きな小田さんはめちゃくちゃ凄いんだぜー!!!」と叫び出しそうになりながらステージの小田さんをずっと観ていました。

 


 とにかくね、小田さんがとても素敵だったんです!
 前に進む小田さんは、それはそれはとても美しくて、とても格好良いんです!
 でも、多分、ここからなんです。
 ここからなんですよ。
 ここからの小田さんが絶対に面白いんです!
 私はめちゃくちゃ期待しています。
 だって、あんな素敵をみせられたら期待してしまうじゃないですか!
 あー、楽しみ!
 楽しみ楽しみ楽しみ!
 楽しみだよー!!

 また次に小田さんをみるのが本当に楽しみですよ!
 小田さんをしっかりみられるように、私は日々を頑張ろうと思います!!

 

 小田さんが大好きです!!!

 

 

 

20250618 アンジュルム 10th Anniversary tour 2025春「桜梅桃李」 上國料萌衣 FINAL ~お先はまっキラ!~ 横浜アリーナ公演 備忘録

 

 

 2025年6月18日に「横浜アリーナ」で行われた『アンジュルム 10th Anniversary tour 2025春「桜梅桃李」上國料萌衣 FINAL ~お先はまっキラ!~』を観てきました。

 

 「観てきました」と書きましたけど、果たしてそう言えるのかどうか……(苦笑)と言うのはですね、席がサイドファミリー席と言うところだったんですが、サイドと言うより常に芸裏というか(笑)サイドバック席とでも言いましょうか。モニターもなかったので(厳密にはステージの巨大モニターが設置されていたセットの横下方に小さいモニターがついていましたが双眼鏡でもまともに見えないものでした)何が起きていたのかほぼわからないような状態でした(苦笑)とはいえ、何も見えなかったのではなく、見えるものは見えました。ただ、恐らく、いや確実に、巨大モニターが見える席(つまり正面や側面と言った表側)から見たものとは物理的に全く違うものが見えていたと思うのです。メンバーも裏席を気にかけてくれて、たくさん見てくれました。ちゃんと楽しかったし、面白かったんです。ただ、見えていたものは絶対的に違う。なぜ言い切れるか。それは数日後にあがった横アリでの『次々続々』の映像を見たからです。全然知らない映像でした(笑)いやもう、そりゃもう、ものっすごいびっくりしましたよ。私は本当にあの時間あの場所にいたのだろうか。横アリに入った瞬間にパラレルワールドに迷い込んで、横アリから出た途端に元の世界に戻ってきたんじゃないだろうか。もう、そのくらい見たことのないもので、こわくなって途中で映像を止めてしまいました。何がこわかったのか。共有できたと思っていたものがそうではなかったのかもしれないと思ってしまったのがこわかったんです。だって、大好きな上國料さんの卒業公演ですよ。見に行ったのに(心理的に)見えていなかったかもしれないとか恐ろしすぎる。だから、これから書く文章はいつも以上に個人的な備忘録ではあるのですが、自分が見た裏側から見たもの、感じたことを確かめるためのものでもあります。なので、長くなります。ただでさえ上國料さんの卒業公演のことですから、尚更です。上國料さんが大好きです。

 

 

<セットリスト>
01. 次々続々
02. 地球は今日も愛を育む
03. Uraha=Lover
04. ハデにやっちゃいな!
05. ミステリーナイト!
オープニング映像
MC①
06. アンドロイドは夢を見るか?
07. RED LINE
08. 涙は蝶に変わる
09. 愛・魔性
10. うわさのナルシー
ダンスパフォーマンス(全員)
幕間映像(高尾山)
11. 大器晩成
12. SHAKA SHAKA TO LOVE
13. ええか!?
14. ライフ イズ ビューティフル!
15. 初恋、花冷え
16. 忘れてあげる
MC②
17. 人生、すなわちパンタ・レイ
18. 汗かいてカルナバル
19. 美々たる一撃
20. アイノケダモノ
21. ドンデンガエシ
22. 友よ
幕間映像(メンバーから上國料さんへ、おくる言葉)
MC③ 上國料さんからの手紙
23. 帰りたくないな。(上國料さんソロ)
24. 交差点
MC④
25. 光のうた
MC⑤
26. 愛すべきべき Human Life
エンディング(上國料さん挨拶と通路周回)
エンドロール

 

 

 いつの間にか始まっていつの間にか終わってしまった……。全体の印象としてはこんな感じでした(苦笑)本当に裏からメンバーの背中を見ている状態だったので、通常は見ることのない、表からでは見ることが出来ない視点で見ることの出来た貴重な機会でした。会場が暗転して会場中からたくさんのアクアブルーの光が見えた時に、ステージ上のメンバーから見える景色を疑似体験できたような気がしました。特効の炎の手前にメンバーがいるのを見た時は「滝の裏側ってこんな感じだよなー」と思いつつ、裏方スタッフのような気持にもなりました。でも何よりもね「ああ、ステージの上でメンバーからはこんな風に上國料さんの後ろ姿が、背中が見えているのか」と思ったんです。私たちはいつも正面から上國料さんの素敵な姿を見ていたけど、メンバーはすぐ後ろで、すぐ横で、こんなに格好良い後ろ姿を見ていたのか、と。躍動する背中がめちゃくちゃ凛々しくて、力強くて、頼もしくて、身震いするほどハンサムな色気が語るように、ある時はふわっと、ある瞬間ではぶわぁっ!と、立ち昇っていたんですよ。正面から見るのとはまた違った美しさが炸裂していて、本当に本当に格好良かった。素敵だった。もうあんなのついていっちゃう。ついていっちゃうよ。ついていっちゃうに決まってる。大好き。本当に大好き。上國料さん大好き!大好きー!うちゅうー!

 

 ホールコンサートの『桜梅桃李』が「作品」としての面を持つとしたら、横浜アリーナでの『桜梅桃李』は上國料さんの卒業としてのもの、そしてこれからのアンジュルムのお披露目としてのものであったと思うのです。ただ、その違いはあれど、ホールツアー『桜梅桃李』で貫かれていた「みんなの為」のスタンスは横浜アリーナでもそのままだったと思います。そしてその根底にある上國料さんのアンジュルムが大好きという心、愛、それが全面的かつ緻密に反映されたものであったと感じました。

 

 上國料さんはずっといつも「アンジュルムが大好き」と言っていました。『桜梅桃李』のツアー中はもちろん、それ以前からずっと。ホールツアーでは回替わりでシャッフルされるユニットがあったり、ダンスパートもメンバーチェンジをしながらパフォーマンスをしていました。でも、横浜アリーナでは⁠上國料さんの卒業ソロをのぞいた全曲、ダンスパートも含めて全て、メンバー全員でステージに立ったんです。みんなでいる時を大切に大切に味わうように。みんなとの時間が1秒でも長く多くあるように。この「みんな」には客席も含まれていたと私は思います。あの時間、本当に「みんな」がずっと同じ場所に居られたんですよね。なんかもう、それってもう、ものすごく感動的じゃないですか。私はね、かなり胸にきました、そう思ったら。アンジュルムは、いつも仲間に入れてくれるんですよ。仲間に入れる体制でいてくれる。2代目リーダーの竹内朱莉ちゃんが「新しい子がなじめるかどうかは受け入れる側の問題」という感じのことを言っていたことがあったと思うのですが、本当に、ずっとその姿勢でいてくれる。それがね、そういう空気がすごく嬉しいんです。だからなのか、上國料さんの「アンジュルムが大好き」のアンジュルムには広義でファンも含まれているような気持ちになるんです。勝手な話なんですけどね。でもだからこそ、アンジュルムのファンとして恥ずかしくないようにあらねばという気持ちも生まれるのかもしれないと、そんなことを思ったりするわけですが。すごく嬉しいなぁと思うんです。ファンとして、こんなに愛されることって、愛してもらえることってないよなぁって思うんです。そう思わせてくれることが本当に嬉しくて幸せで、泣いちゃう(苦笑)

 

 セットリストを見返す度に、なんて素晴らしいのだろうと思います。⁠『次々続々』で始まり『光のうた』で締め、総括するように『愛すべきべき Human Life』で幕を引く。『次々続々』はデビュー曲。『光のうた』はラストシングル。そして『愛すべきべき Human Life』は上國料さんの卒業公演のテーマソングにあたると思います。そしてその中身には上國料さんのアンジュルムとして過ごした時間が凝縮され、投影されていました。それまでの時を、今を、そしてその先を、全部全部、大切に大切に抱きしめて、沸騰するほどの愛が、迸る情熱と共にその青春の瞬間瞬間を咆哮させ、煌めかせ、慈しんでいました。なんという輝きか。なんという美しさか。上國料さんが見せてくれる世界は綺麗で、キラキラしているんです。

 今回はこれまで必ず歌われてきた、いわゆる象徴のような定番曲が少なかったように感じました。その為か、厳選された定番曲とイメージが付ききっていない過去曲、そして最近の曲を多めに組み合わせた構成は「これからのアンジュルム」を強く印象付けていたように思います。過去曲と最近曲の歌割が再構成されたことでアンジュルムの今とこれからが浮き上がるように見えてきたのかもしれません。そして、その一方で、過去へのリスペクトをとても大事にしていて、そこがなんというか卒業していったメンバーたちが歩んできた道のりにも光を照らしているように感じました。私はアンジュルムが時と空間を超えていくのを見たのだと思います。アンジュルムはどこにでも存在することが出来るというか。望めば、思えば、目指せば、アンジュルムはそれぞれの心に在るというか。精神性や概念の様なものまでが見えてきた衝撃に息が止まりそうでした。そしてそれを明確に言葉に表すとすれば、それはやはり『愛』なのだと思います。

 『次々続々』の次に『地球は今日も愛を育む』がきていたのも、ホールの時から特別な感じがしていました。『地球は今日も愛を育む』は笠原さんが卒業の時に歌ったソロ曲です。上國料さんと笠原さん、それぞれを象徴するような2曲の並びは、なんと言うか、すごく私の心を揺さぶるんです。その絆や関係性について、私などが言及するのはおこがましいこと極まりないのですが、それを思うと、その深さに魂が揺れる心地がしました。

 ホールツアー中、ずっと見逃さないように見てきた『アンドロイドは夢を見るか?』の始まりですが、今回は全く見えませんでした(笑)なんと!ここに来て!(笑)仕方ない!だって裏だもの!(笑)いやー、もう、ね……(笑)ふぁぁぁあああああーーーーっ!?てなりましたよね(笑)でも、格好良い足技の可動を見られたので良かったです。膝って前に向かって折れるから、可動の余白と言うか遊びみたいな部分て裏に見えるところがあると思うんですよ。例えば跳ね上げた足の裏って後ろからじゃないと見えないじゃないですか、あの跳ねあげた足の裏とかがめちゃくちゃカッコいいんです。後ろで曲げられた膝と足首の角度とか。重心を支えるために下げた後ろ足が沈むのとか。踏み込む直前に上がる踵とか。正面で見せるための裏の動きが力強くてとても格好良かったです。上國料さんは膝をすごく鋭利にシュッと躍動させるので、その度に光の粒が舞うのがめちゃくちゃ美しくて私は大好きなのです。足技(足技って言うのか知りませんけど)と言えば、私、『ええか!?』のつま先トントンがすごく好きすぎて、そこも毎回楽しみにしていたんですけどね。……まあ、お察しください(笑)『RED LINE』のジャンプするところも大好き。上國料さん大好きです。やー、だからね、本当にBlu-rayが出るのが楽しみなんですよ。ひとつの公演の物理的二面性が見られるなんてめちゃくちゃ面白い。上國料さん大好きです。

 上國料さんの手紙朗読は手紙の後の『帰りたくないな。』と共に『ハロ!ステ#586』で公開されています。その姿までがまた素晴らしくおそろしく美しいので、是非、是非是非是非ご覧頂きたいです。ストレートの髪に銀河の星々が散りばめられて煌めくようなあの衣装。上國料さんの美貌とたたずまいの美しさ。眩いほどの輝きに、恋に落ちる瞬間のような感情の激震が全身を貫いて涙が出そうになりました。手紙の中で上國料さんは本当に何度も何度もアンジュルムへの「大好き」を伝えていました。その「大好き」がね、仙台で言っていた「さみしい」と同じだと思ったんです。言葉自体は違うけど、同じ色で聞こえてきたんです。上國料さんは言葉を扱うのがとてもとても上手だなと思います。本当に、すごく伝わる。もちろん上國料さんが本当の気持ちを本気で伝えてくれているからというのが当然にあるのですが、やはり表現の仕方がとても上手だと思うのです。アクセントのつけ方とか緩急、強弱、間の取り方。そういうものによって、とてもわかりやすく気持ちが伝わってくるのです。こういうのを聞いて、見たりすると、もう一度、演劇女子部で上國料さんを見てみたかったなと思います。過去エントリーにも書いている蛇足ですが、『少女革命ウテナ』を上國料さんと小田さんで観たかったんです!私は!脳内では上演しましたけども!そのうち二人ミュージカルとかでもいいのでやってくれないかしら……(諦めがよろしくない/苦笑)

 『帰りたくないな。』は私の持ちうるすべてを聴覚に集中させて脳に刻み込むようにして聴いていました。上國料さんの歌って、本当に上國料さんの気持ちが胸に直接伝わってくるんです。心と言葉、そして声が直結してる。驚くほど素直にストレートに伝わってくる。それがとても嬉しいんです。いつも感動するんです。フィクションて、どこかしら「こうだったらいいな」だと思うんです。理想を提唱しているところがある。でも、上國料さんが歌うと本当になるんです。本物になる。そこに在ると信じられる。それはたくさんの人に力を与えることだと思います。上國料さんの『帰りたくないな。』は甘くて切なくて痛いほどに名残を惜しんでくれていて、でも、歩き出す意志の強さがあったと思います。上國料さんの心がね、横アリの隅々まで穏やかな波が広がっていくように満ちていくのが見えるんです。表情は見えなかったけど、その歌声で優しい光が溢れて温かい雨の様に上國料さんの愛がみんなに降り注ぐのが見えるんです。手紙の件でも書きましたが、是非とも是非とも是非とも!『ハロ!ステ#586』をご覧頂きたい所存です!是非に!ご覧あれ!

 『交差点』は『友よ』と並ぶアンジュルムにおける卒業公演の定番曲です。この『交差点』の時の上國料さんがまた美しかったのですよ。宇宙です。みんなの気持ちを全部受け止めるように両腕を広げて、花が咲くように笑って、なんて愛おしそうにメンバー一人一人を見るんだろうか。まとっていたのは慈愛そのもの。あんなにやわらかな優しいあたたかい春の木洩れ日みたいな愛が存在するんだと心が熱くなっていくのを感じていました。

 

 私は上國料さんの声と歌が大好きです。本当に、この大好きを伝える術がなくて、途方に暮れるほど大好きなんです。大好きとしか言えないんですよ。上國料さんの声はすごく綺麗で可愛くて艶やかで、キラキラと私の耳を清冽に澄み渡らせて、その歌で私が目にするもの全てを照らしてくれるんです。目の前が霞んでいるときも、目の前を晴らしてくれるんです。頑張らなきゃいけない時は引っ張り上げるように前に押し出して力をくれる。楽しいも嬉しいもしんどいもどんなときもいつでも、私が上國料さんを好きになってから今日までずっと、上國料さんの歌は寄り添ってくれていました。これからもそうなんだと思います。本当にずっとずっと貰うばかりでした。本当に何も返せなかった。上國料さんが仙台で「悔いはない!」って涙を煌めかせながら笑顔で、それはもう目も眩みそうなほどの素敵な笑顔で言っていたんです。上國料さんの卒業が決まってから、私も出来るだけ、自分に悔いが残らないようにアンジュルム上國料萌衣を見ていこうと行動してきました。だから私も上國料さんの卒業に関して、上國料さんの一ファンとして悔いはないんです。それは本当にとても幸せな形であるんです。だから悔いはないのだけど、事実として、本当に、貰うばかりで返せなかったなと思います。『愛』を。だからこの貰ったたくさんの愛をしっかりと自分の中に抱いて、誰かに伝えて連鎖させることで、また上國料さんに届いたらいいなと思います。……いや、いやいや。違う違う。そうなんだけど違う。というかですね、私は上國料さんの歌がまた聴きたいですよ!まだまだ聴きたいです!そのパフォーマンスがみたいです!また上國料さんに会いたいです!上國料さんの歌が聴きたいよー!聴きたいですー!姿がみたい!上國料さんが立つステージに会いに行きたい!大好きです!上國料さんが大好きです!

 

 正直なことを言うとですね、私は上國料さんが大好きなので上國料さん大活躍公演と言うものも見てみたかったという思いもあるんです。でもね、上國料さんが見せてくれたものって、私が思っていたものより、もっともっともっともっと、ものすごいものなんですよ。上國料さんだから見せてくれ得たものなんです。だって、ホールツアーからずっと、この文章を書いている今でさえ「こんなの見たことがない。初めて見る。こんなことが出来るのか」と思い続けているんです。

 上國料さんは『桜梅桃李』を自分の好きにしたと私は思っています。すべてがアンジュルムのため、みんなの為であったけど、それは上國料さんの好きにした結果で、みんなの為が自分の為だった。それはアンジュルム上國料萌衣としての最大のわがままでもあったんじゃないかとも思うのです。それが許されるのは、それが三方良しの高貴で美しい幸せの一つの形だからなのではないかと思います。「自分は好きにした。だからみんなも好きにしていい。過去は大切にしなくてはいけないけど、縛られなくていい」そんな思いが見えたような気がしました。横浜アリーナはそうやって過去を振り返るだけではなく、みんなで未来に向かっていく公演なんです。⁠アイドルの卒業って、グループはそこにずっとあって、卒業する人だけが一人離れていくというイメージだったのですが、『桜梅桃李』はそうじゃなかった。上國料さんはアンジュルムを離れる刹那、自分自身がまるでカタパルトであるようにアンジュルムを空へと向かって押し出したんです。もしくは上國料さんがアンジュルムの腕を掴み、飛翔する自分の勢いに乗せて、天へと放り上げた。自分だけが離れるのではなくて、グループ自体も遠くへ飛ばし、相互にそれぞれの未来へと飛び立っていく。こんなのは見たことがないんです。初めて見るものなんです。こんなことが出来るなんて、なんて壮大で広大で強い愛なんだろう。

 ホールから横浜アリーナまで、『桜梅桃李』は今までとは違った形の公演だったと思います。特に横浜アリーナは緻密でした。泣かないように泣かせないように緻密に構成されていたように思うんです。上國料さんは、ちゃんと歌って伝えたいとずっと思っていてくれたことを最後まで実践してくれたんだと思いました。泣いて歌えなくなってしまうのは、伝えられなくなってしまうのはイヤだと、ずっとそう言っていたから。ファンにも涙で見えないなんてことにならないように、ちゃんと伝わるように見てもらえるように。それにアンジュルムは「 Keep your smile ! 」だから。笑顔でいてほしいと笑顔でいたいという願いがあったのではないかと思いました。

 

 上國料さんは全力で『アンジュルム』を守ってきたんだと思います。私ね、5月くらいに上國料さんの卒業が本当にさみしくてさみしくてさみしくて、さみしくなってしまっていた時があって、本当にもうしょうもない八つ当たりみたいなものなんですけど、メンバーがさみしくなっているのを見て「でもみんなは上國料さんと連絡とれるでしょう?元気かどうか知れるでしょう?」とか思ったりもしたんです。引きますね。全く以て大人げない。反省します。でも、ふと思った瞬間があって。これは完全に勝手な想像なんですけどね。もしかしたら上國料さんはこれと真逆のことを思っていたりしたんじゃないかと思ったんです。つまり、「ファンの人たちはずっとアンジュルムにいられていいな」と。ファンに向けて「アンジュルムを守ってね」と言っていたことがあったと思うのだけど、それはだからなのかもしれないと思いました。自分は離れないといけないからもう守れない。だからみんなで守ってね。と。……まあ、妄想です。でも、そんな気がしてしまいました。

 


 上國料さんの卒業公演の次の日は、私にとっての一大事があったというのに、時は変わらず流れていて、日常が変わらず流れていて。そのことに何というかとても安心しました。ホッとしました。ちゃんと日も昇れば月も昇る。せっかく寝癖を直したのに風はいつも通り髪を乱していく。空だって落ちてこない。物理的な世界はちゃんといつも通りだ。続くんだよな、変わらないんだよな、と思いました。だから上國料さんへの大好きな気持ちだって、アンジュルムへの大好きな気持ちだって、ずっと繋げていいんだな、繋げていけるんだなと思いました。

 大好きな気持ちがずっと続くなんて、この愛を変えなくてもいいなんて、続けていいなんて、繋げていけるなんて、無敵じゃん。

 新横浜の駅に大きく掲げられた『OPERA』の広告。上國料さんの写真と「Thank You Kamiko」の文字を少しピンボケした視界のまま見上げながら、そう思いました。

 

 ああ、美しかったなぁ。
 可愛かったなぁ。
 楽しかった。
 すごくすごく楽しかった。
 私が上國料さんに出会ってからずっと、本当にずっと、楽しかった。
 「楽しい!」しかなかったよ。
 上國料さん、アンジュルムでの幸せな日々を本当にありがとう。
 私は上國料さんのおかげで、上國料さんがいたから、ずっとずっと最高に最強に幸せでした。
 これからも幸せだと思います。
 上國料さんのくれた愛があるし、アンジュルムがあるから。
 こんなキラキラした時間を自分の一生の中に持てるなんて思ってもみませんでした。
 ありがとう。
 
 そして改めて。
 上國料さん、ご卒業おめでとうございます。
 大好きです。
 上國料さんが大好きです。
 だからきっと元気でいてください。
 幸せでいて下さい。
 上國料さんがいつもまっキラに包まれていますように!
 また会いたいです!(笑)
 


 あー!『桜梅桃李』楽しかったーーーーー!!!!!
 ホールコンサートも円盤にしてください!

 

 アンジュルムが大好きです!
 上國料さんが大好きです!!!
 大好き!
 うちゅう!


 

 

20250607 アンジュルム 10th Anniversary tour 2025春「桜梅桃李」仙台公演 備忘録

 

 

 2025年6月7日に「仙台サンプラザホール」で行われた『アンジュルム 10th Anniversary tour 2025春「桜梅桃李」』を観てきました。

 ホールツアー千秋楽です。これをもって2025年4月5日の千葉から2か月のあいだ展開されてきたアンジュルムのホールコンサート「桜梅桃李」の大輪が花開くこととなります。また、この夜公演は上國料さんの400回目の公演であり、そして、上國料さんのアンジュルムとしてのホールコンサートが最後と言うことでもありました。

 

 この文章は公演から数日を経てやっと書き始めています。その今でさえ、何をどう書けばいいのか、それどころか自分が何を書きたいのかにも行き当たることが出来ず、ペン先の最初の置き所すら見つからない状態です。なんかね、もうね、本当にね、もー、書けない!(笑)記憶がない!(笑)なんと言うか、正直なところ、実感がないという状態なのだと思います。それ故に混乱していて放心していて、思い出すということがうまくいかないのですよ。楽しかったんです。とても楽しかった。ああ!楽しかったなぁ!その感覚はあるのです。そして、それと共に泣いた感覚も。今回も私の文章は公演のレポにはなりません。私個人が感じたことだけを記していく備忘録です。

 

 

 昼夜2公演を観ました。仙台サンプラザはかなり前ですが一度来たことがありまして、その時のことをつらつらと思い出しながら昼公演の開演を待っていました。

 暗転してからのオープニング映像。その後、暗いステージからゴトゴトと足音が響きだし、その音が静まると、ステージが明るくなる。そこに燦然と輝くアンジュルムの姿。と同時に流れ始める一曲目の『次々続々』の前奏。4月から何回も見た始まりです。本当に何回見ても格好良いんです。何回見ても美しいんです。そのキラキラに目が眩みそうになりながら、知らず涙が頬を伝うということを何回繰り返したことか。今回唯一違ったのは伊勢さんがその中に居なかったこと。体調不良でお休みでしたが、御本人もブログで書いていましたが本当に悔しかったろうなと思います。現時点ではもう回復して横浜アリーナでの公演に向けたリハーサルに参加しているようなので本当に良かったです。伊勢さんがモーニング娘。’25の小田さくらさんと対談した時に、小田さんが「伊勢さんの声はみんなの声をまとめることが出来る。いなくなった時にその存在の大切さがすぐわかる」と言うようなことを言っていたと思うのですが、それを痛感した公演でもありました。勿論、だからと言ってアンジュルムがパワーダウンしたわけでもなくて、居ないことで各メンバーの中に伊勢さんが在ることを感じられたんですね。埋めるというよりもステージにちゃんと一緒に居ると思えたことが、なんというか、アンジュルムだなぁ、と。こっそり湧いた嬉しい気持ちと誇らしげな気持ちに、うふふと笑みが零れました。

 

 初日から千秋楽まで変化したことはたくさんあると思うんですけど、個人的に毎回必ず絶対に見逃さないように注目していたところがあるんです。それは『アンドロイドは夢を見るか』の始まりです。あそこの上國料さんが私、本当に大好きで(いや当然それだけじゃなくていつ何時の上國料さんも最高にスーパーに大好きなんですけども!)、毎回メンバーが位置についた瞬間に双眼鏡を取り出して上國料さんにロックオンしていました。眠っていたかみこロイドが目を覚ますじゃないですか。あの心身の揺らぎみたいなものがもう本当に美しくて大好きなんです。悲哀を感じるときもあれば躍動を感じるときもあったり、操縦者(?)に翻弄されていたり、自ら回線を千切って動き出したように見えたり。更にそこにアンドロイドなのにその感情が見えたりもして、本当に毎公演、見る度に色々なことを感じられたんです。とても劇的で、時に感じたその心の揺らぎの官能には、体の芯から震えがくるほどでした。そしてこれがね、仙台はまた違っていたんですよ。もうね、すごくすごく面白かった!昼公演でね、かみこロイドが人間になったんです!私が見た公演の中では、それまであくまでもアンドロイドの目覚めだったというか。すごく限りなく人間に近づいてはいたものの、やはりまだアンドロイドだったんですよ。でもなんか、あ!人になった!と思ったんです。ピグマリオンとかピノキオみたいな感じとでも言いましょうか。無機が有機になった。ふと上國料さんが「AIには負けたくない!」と言っていたことが思い出されました。そして更に、夜公演では上國料さんだったんです!最初から!もう、すごい!すごい!すごいー!面白いー!ってなりました!私は少々捏造気質があるので、あんなのを見せられたら、ぶわぁっ!て脳内で世界が生まれるんです。物語が広がっていくんです。めちゃくちゃそれが楽しいんです!多分全然伝わらないですよね(苦笑)

 夜公演はアンジュルムである上國料さんにとって最後のホールコンサートであった為か、その始まりから『アンジュルム上國料萌衣』の最初から今までを走馬灯のように見ることが出来たものだったんです。ああ、あの時のことを思い出してるのかなとか、そういう感覚がこちらにすごく伝わってくるものでした。そのせいもあったのだと思いますが、この夜公演の『アンドロイド~』の始まりは最初から上國料さんだったんです。アンドロイドではなく。これから始まる上國料さんの未来に感じたんです。昼公演でかみこロイドが上國料さんになって、夜公演ではその上國料さんが光に向かって歩きだしていく。これは単に私個人の感傷なのかもしれないけれど、私にはそんな風に見えました。あー、もう全然言葉にできないですけど、それがもうものすごくめちゃくちゃに美しかったのです。そしてもっと言えば、ここまでのその変化がこの『桜梅桃李』と言うツアーを象徴するものである様にも感じられたんですよね。上國料さんが大好きで大好きで大好きで、大好き泣きです。

 

 上國料さんがね、最後のMCで、溢れてしまった涙と共に絞り出すように「……さみしい……」と言ってくれたんです。あの世のことは知らないけれど、この世にこんなにも可憐でキラキラした「さみしい」があるのかと、心臓がきゅうっと締め付けられました。なんだかね、やっぱりね、気持ちをちゃんとわかるように伝えてもらえるのって、嬉しいなと思うんです。「さみしい」って、同じ気持ちでいてくれるんだなと思えるのは本当にとても嬉しい。そして、マネージャーさんが「かみちゃんは鼻水までキラキラなんだね」と言っていた話が面白かったです(笑)「鼻水じゃないです!」と必死に言っていた上國料さんがまた可愛かったですよ。本当に。大好き。大爆発。祭り。大好き。うちゅう。

 

 この仙台公演、なんだかずっと泣いていたんですよ。楽しめなかったとかじゃなくて。だってすごく楽しかったし。その、ステージから生まれて届いてくるエネルギーがすごく深くて温かかったというか。大好きな上國料さんが、アンジュルムのメンバーが、すごく幸せそうにステージで生きて魂を燃やしているんです。上國料さんが正面のモニターに大きく映るじゃないですか。「なんて幸せそうに笑うんだろう……」って思うんです。これまでにも何度も思っていて、それでも尚、やはりそう思うんですよ。上國料さんから、アンジュルムから幸せをもらっているのはこちらの方だというのに。世界に向かって「大好きだーっ!!!!!」て叫んでいるみたいだと思うんです。大好きな人が幸せそうな姿を見るのって、なんでこんなに嬉しいんでしょうか。ああ、もう、なんかね、泣けてしょうがないです。ずっと泣いてしまうんです。今だってふとした拍子に泣けてきます。さみしいはもちろんあるのだろうけど、それだけじゃなくて。でも、その「それだけじゃない」が何なのかがわからないんです。泣けてくるんです。何の涙なのかわからないんです。辛いのか、苦しいのか、そう自分に問うても決してそうではなくて。泣けてくるんです。コンサート中にね、時がスローモーションで流れていくみたいなことがあって。幸せそうな上國料さんがいる、幸せそうなアンジュルムがいる、その中に自分もいる。泣けてくるんです。これは幸せだからなのか……。このどうしようもなく零れてしまう涙の理由が、なぜ泣いてしまうのかが、わかるようになる時が来るのかしら。

 

 今回の仙台公演もアンジュルムの愛に満ちた公演でした。それぞれのメンバーがそれぞれの愛をパフォーマンスで体現していたように思います。何か一つだけの為ではなく、自分の愛するすべての為に魂を燃やしていたように感じられました。初日から千秋楽まで変化したことはたくさんあると思うんですけど、でもアンジュルムのエネルギーはずっと変わらなかったなと思います。ずっとすごいエネルギーを発して客席に届けてくれていました。勿論、その時その会場その公演で、それぞれの色があって温度があって、思いや感情も毎回違うものがあったと思うんです。でも、毎公演を見せてくれたそのエネルギーがあったのは、その心の芯にある結晶の核である愛の美しさ、強さ、気高さがいつも同じように燃えていたからこそであるのだと思います。

 以前、平山遊季ちゃんが「愛することを恐れなくなった」というようなことを言っていたと思うのですが、アンジュルムの凄さのひとつって、正にそこなのではないかと思うのです。愛することを恐れないからこそ、ファンからの愛にも応えてくれるというか。ちゃんと受け止めてちゃんと返してくれるんですよ。上國料さんも、アンジュルムも。だから安心して客席から「大好きだよ!」って愛をおくることが出来る。卒業の時ってこれまでの様に時間を共有することが出来なくなる寂しさは確かにあるんです。でも想いが伝わらない寂しさはないんです。伝わってると思えるから。想いが伝わらないのって、本当にさみしいと思うんです。だから、さみしい思いをさせないでくれることがとても嬉しいんです。さみしい思いをさせないでくれて、本当にありがとう。心からそう思います。

 

 仙台公演、とても楽しかったです!

 上國料さん、400回公演おめでとうございます!

 

 さあ、残すは横浜アリーナです。もうすぐです。すごく楽しみです。すごくすごく楽しみにしています。色々な思いはあります。複雑な思いもあります。でもそれ以上にどんなものが見られるのか楽しみで仕方ないんです。是非是非、見た人すべての度肝を抜いてほしいです。私は目一杯期待しようと思います。だって、いつもそうしてきたから。そして、その度に驚愕するんです。だって、見せてくれるものはいつも私の想像をずっとずっとはるかに超えるものだったから。こんなことがあるのか、と。私の想像なんかちっとも追いつかない。アンジュルムの愛は、上國料さんの愛は、最高で最強だ。お先はまっキラ!です。あー!楽しみ!

 

 アンジュルムも、スタッフも、ファンも、楽しみにしている人たちがみんなみんな、元気に無事に横浜アリーナ公演を迎えられますように!

 

 アンジュルムが大好きです!!

 上國料さんが大好きです!!!

 

 

 

 

20250517 アンジュルム 10th Anniversary tour 2025春「桜梅桃李」大阪・夜公演 備忘録

 


 2025年5月17日NHK大阪ホールで行われた『アンジュルム 10th Anniversary tour 2025春「桜梅桃李」』夜公演を観てきました。大阪は松本わかなちゃんの凱旋です。今ツアーは大阪公演が今回を入れて3日(各日昼夜2公演ずつ)あったので、私が入ったのは6回目のお帰り公演でした。

 

 私はわかなちゃんの全体を総べるみたいなパフォーマンスが好きで、特にわかなちゃんの歌唱パートはすごく落ち着くんです。安心する。切れかけた集中力が戻るというか、頭の中が仕切り直されてリフレッシュされる感じ。スッキリする。それがどうしてなのか、まだあまりよくわからなくて不思議なのですが、これから少しずつ、こうなんじゃないか、ああなんじゃないかと考えて、わかっていけるといいなと思います。

 

 凱旋公演であるが故か、MCはわかなちゃんと上國料さんでした。この二人の組み合わせは結構好きなので嬉しかったです。上國料さんに「今回のツアー、ずっと色々試してるよね!」と言われた時のわかなちゃんの嬉しそうな顔ですよ。もう、ものすっごい嬉しそうなはにかみ笑顔なんですよ。はにかみ笑顔なのに満面の笑顔みたいな、もうそりゃもう嬉しそうな、小さいわかなちゃんがわー!ってたくさん飛び出してるみたいなもうめちゃくちゃ素敵な表情だったんですよ。はー!かわいい!え!?すごい可愛いんだけど!えー!かーわーいーいー!ってなりました。いや、いつもかわいいんですよ。でも、あれは上國料さんだから引き出せる表情だよなー、と思いながら双眼鏡を覗いていました。ただ、その後出てきた上國料さんの言葉が「前髪とか!触覚作ったり分けてみたり!」とかだったので「そこ!?」ってなりましたけど(笑)パフォーマンス面でも結構挑戦的なことをしているように見えるのでそこも含めて、と言うことではあるのだと思いますけど(苦笑)でも、そんなわかなちゃんを見る上國料さんもとても嬉しそうで素敵でした。私は上國料さんが大好きです!

 あと、わかなちゃんが「長所と短所は同じ」と言っていたのも印象的でした。賢い子はこの年でもうそんなことが言えるのかー、と感心しきりですよ。上國料さんが「自分の好きなところある?」と訊いた時に「長所なら言えます。やると決めたらやる」と答えていて上國料さんが「かっこいい!え!かっこいいねー!」ってなっていました。この時に「でも、これは短所でもあるんですよ」とわかなちゃんが言っていたんですね。やると決めて出来ないと、すごく落ち込んでしまうんだそうです。だから、それがイヤですごく脅迫的にやってしまうから、それはあまりよくないと思う、と言う感じでした。自分を追い込み過ぎて追い詰めてしまう、みたいなことなのかなと思いました。因みに上國料さんはやろうと決めて出来なかったときは「ま、そんなこともあるよね!」となるそうです。私は上國料さんが大好きです!

 なんかね、二人のMCを見ていてですね、わかなちゃんは本当に上國料さんが大好きだなー、と思ったんですよ。改めて。そして、上國料さんもわかなちゃんのことが大好きだなーってわかるんですよ。なんかそういうのがね、ちゃんと伝わってるのがね、すごく幸せで良いなと思いました。二人の間の空気がキラキラしてて、とても美しかったです。自分の気持ちがちゃんと伝わるのって、そしてそれを「ちゃんと伝わってるよ」って返してもらえるのって、本当に幸せで美しいことだなと思います。

 

 ステージに関しては最後の方のパフォーマンスで上國料さんがしゃがんだ時に衣装の裾を踏んでいたらしく、立ち上がれずによろけてしまったのにびっくりしました。私の席からは靴を気にしていたように見えたので、靴が脱げてしまったのかと思ったのですが、最後の感想MCの時に袖にはけてしまって、足でも痛めたのかと心配してしまいました。衣装トラブルだったようで、戻ってきたときに恥ずかしそうにしていた様子から大丈夫なんだなとホッとしました。あれだけ毎回凄い集中力で一瞬も気を抜かずにパフォーマンスできるのって恐ろしいくらいのことだと思うんですよ。でも、それが見るたびにいつも毎回美しいという理由でもあると思うんです。上國料さんが、アンジュルムが、いつも無事で元気であるように、心から願っています。

 

 大坂夜公演、とても楽しかったです!
 『桜梅桃李』は見る度に心が熱くなるので、次も更にもっともっと心を熱くできるように、私自身も心身のコンディションをしっかり整えて臨みたいと思います。
 また次にみられる『桜梅桃李』が楽しみです!

 

 アンジュルムが大好きです!!

 上國料さんが大好きです!!!

 

 

 

 

20250513 アンジュルム 10th Anniversary tour 2025春「桜梅桃李+」 備忘録

 

 

 2025年5月13日に日本青年館ホールで行われた『アンジュルム 10th Anniversary tour 2025春「桜梅桃李+」』を観てきました。

 

 凄いものをみることが出来た。

 

 もしも私の心の内を全て込めることができて、かつそれをその深淵まで表現してみせることが出来るのであれば、正にこの一文に尽きてしまうし、会場にいた人であればこの一文で伝わるのではないかと思ってしまう。そして本音を言えば、あれこれ言うより、この一文だけで済ませてしまいたい気持ちもある(苦笑)でも、きっと、いつかの未来に自分で読み返したときに、「わかるけどわからんな(笑)」となるのが目に見えているので、少しだけ書きたいと思います。書けるかわからないけど(苦笑)
 いやー、でも、本当に、何をどう書けばいいのかわからない!それはいつものことと言えばそうなのだけど、それを余りあると言えるほどにすごかった。『桜梅桃李+』。上國料さんの卒業まで約一カ月となったので、ここからはもう完全に上國料さんに集中すると決めて今回は臨みました。私は上國料さんが大好きなのです。
 さて、『桜梅桃李+』は果たして何が+(プラス)だったのか。今ツアー『桜梅桃李』をベースに下記のようなものが加えられていました。

 

・『大器晩成』における客席通路でのパフォーマンス

・『SHAKA SHAKA TO LOVE』におけるサインボールの客席への投げ入れ

・『光のうた』で今回のみ撮影可

・『赤いイヤホン』

・『七転び八起き』のメンバーシャッフル(ダンサーが上國料さん、下井谷さん、後藤さん)

・悠々閑々 gonnna be alright !!(パートシャッフル)

・6月19日以降の新体制発表(リーダー:伊勢さん、サブリーダー:為永さん)

 

 これらを実現するためにゴールデンウィークの大忙しスケジュールの中で頑張っていたそうです。もうめちゃくちゃ。なんかもうめちゃくちゃですよ。なんでそんなにすごいの。凄さがめちゃくちゃすぎる。
 私個人としては『赤いイヤホン』と『七転び八起き』に痺れまくりました。

 

 『赤いイヤホン』はもう本当にもう上國料さんがめちゃくちゃ美しいのですよ。しかも今の上國料さんの『赤いイヤホン』て美しさが暴発しているんです。発売当初の強さと儚さを揺らぐような薄氷みたいな危うさもある高貴な美しさから、めちゃくちゃ強い神々しい美しさへと変貌を遂げていて、天にかざす小指からルビーが埋め込まれているみたいな光が放たれるんですよ。運命なんて自分の意志ではないものに任せるような赤い糸ではなくて、自分が運命を決めて赤い糸は自分の意志で放つみたいな燃え上がる意志が煌めく美しさ。美しきものが世界を変える、とでもいうような鮮烈さに気絶しそうでした。でもその強さは攻撃性では全くなくて、そこにちゃんと寄り添ってくれる優しさがあるんです。表現と言うのは面白いもので、受け取った側が感じたように表現者側が伝えようとしているかどうか本当のところはわからない。こんな風に私が書いていることも私個人の解釈でしかないんです。だから受け手が感じたことと言うのは受け取った側の解釈でしかないのだけど、その解釈を与えることが出来るということがすごいのだと思います。だってそれは見る側にとんでもない力を与えることになるのだから。

 『七転び八起き』では上國料さんがマイクを置いた瞬間にハッとしました。マイクを置いて両手が使える状態で、上國料さんが楽曲の中でダンスに集中する姿が見られるんです。こんな機会は二度とないかもしれない。喉から飛び出しそうになる悲鳴を飲み込んで、一心に双眼鏡を覗きました。苛烈なほどの美しさですよ。火炎を巻き起こして舞いながら操っているようでした。同時にその苛烈の中には柔らかさもあってその華やかさはステージのあちらこちらで花を開かせているようでもありました。そしてあの両眼から放たれる命を燃やす炎の激烈な美しさ。不動明王みたいだと思いました。これは私、和田さんの卒業の時にも思ったことがあったので、アンジュルムのリーダーは不動明王になりがちなのかしらと思ってしまいました。絶対違いますよね(笑)でも本当に、人ならざるものに魅入られるという感覚でした、本当に。美しい動きって、通常の体の動きから無理をしないといけないことが多々あると思うんですよ。それを何のストレスもなくただただひたすら究極的に美しく見せてくれる上國料さんの体幹とか筋力とか、そこに更に体形の維持も加わってくるわけで、そしてそれはずっとずっとその努力を続けているということなわけですよ。その凄さたるや打ちのめされるような気持ちになります。跪いて頭を垂れたくなります。

 

 どうしてあんなにこんなにもたくさんの溢れるほどの愛を、幸せをくれるのだろう。
 ステージを見ながら、何度も、それこそこれまでにだって何度も思ったことをまた思いました。

 美しさも烈しさも優しさも愛も幸せも。

 上國料さんが客席に向けてくれる笑顔に、どうしようもなく泣いてしまう。

 

 上國料さんがアンジュルム上國料萌衣としていられる間に、上國料さんがアンジュルムで叶えたい望みや願い、やりたいことが可能な限りたくさん、どんなことでも一つでも多く叶うといいなと思います。

 

 『桜梅桃李+』は魂を沸騰させるほどの凄烈な美しさでアンジュルムがそれぞれの想いを伝えてくれるものでした。その渦中に飲み込まれて気が遠くなるくらいの夢中に何度も気絶しそうな興奮がとても幸せでした。
 実は今月は6月が近づいてきたこともあってずっと感傷的になっていたのですが、少し解消されました。気を引き締め直してもっとしっかり自分を頑張ろうと思います。

 

 凄いものをみせてくれて本当にありがとう。

 

 アンジュルムが大好きです。

 上國料さんが大好きです。

 

 みんながみんなで一刻一刻を素敵に素晴らしく過ごせますように。

 

 

 

20250429 アンジュルム 10th Anniversary tour 2025春「桜梅桃李」愛知公演 備忘録

 

 

 2025年4月27日に「Niterra日本特殊陶業市民会館  ビレッジホール」で行われた『アンジュルム 10th Anniversary tour 2025春「桜梅桃李」』の昼公演を観てきました。

 

 愛知県です。橋迫鈴ちゃんの出身地です。私はあまり凱旋公演とか入っていない方だったので、メンバーによって結構空気感が違うんだなと面白かったです。メンバーの人柄がすごく出るんでしょうね。愛知の「お帰り」コールはさりげない中にもメンバーカラーのピュアレッドに相応しく熱く燃える闘志みたいなものを強く感じました。

 

 長野の時も思ったのですが、本当にそれぞれメンバーがもつ『個』のオーラが公演の中でふわぁっと匂い立つように美しく強く立ち昇り始めていてとても綺麗なんですよ。更にその『個』のひとつひとつがうねりながらものすごいエネルギーをもって一つになる。そしてその一つになった個々のエネルギーの塊が桜梅桃李の花を舞い散らしながら天へ駆けあがっていく。この舞い散らせている桜梅桃李がきっと『幸せ』なんだろうな。毎回、『龍』みたいな公演だと思ってみています。ツアーも中盤戦で、そろそろ疲れが出てきてもいい頃だというのに、今回の公演もみんなエネルギー全開でした。全開過ぎて少し色々心配になるときもありますが……(苦笑)でも、メンバーがみんな本当に楽しそうに熱く想いを届けてくれるので、今回の公演もとても楽しかったです。

 

 MCで印象的だったのが、上國料さんがダンスコーナーのダンスを佐々木莉佳子さんに教えてもらったということ。佐々木さんにちゃんと全部覚えてもらって教えてもらって練習したとか。なんかねー、すごいなと思います。そういうところがすごいと思います。そして本当に大好きだなと思います。だからアンジュルムのステージはアンジュルム『みんな』がいつもいるように感じるし、ものすごいパワーが生まれるんですよね、きっと。

 

 それでですね、突然なんですけど、今回、すごくすごく楽しかったのに、なんだか寂しくもなってしまったんですよ。多分、ホールツアーも折り返しにかかってきてるとか、そういうのもあると思うんですけど。私、上國料さんのことが相当大好きなんですよ。でも、もしかしてこれは自分が思ってる以上にもっともっともっと大大大好きなのでは……と思ったら、ちょっと怖くなってしまいまして(笑)あー!さみしい!さみしいですよー!(笑)でも!そんな甘えたことを言ってる場合でもないじゃないですか。だから寂しさだって愛だからキラキラさせられるはず!と、この寂しさも、楽しさや嬉しさや幸せなんかと一緒に全部自分の核の中で結晶にしたいと思います。そして、その過程をも楽しみたいです。

 

 もう本当に今回は唐突に寂しくなりすぎて謎な思考になってしまいましたが、でも毎公演いつも「かわいいー!大好きー!楽しいー!大好きー!嬉しいー!大好きー!大好きー!幸せー!大好きー!うちゅうー!!!」ってなってるんですよ。そして、毎回、アンジュルムもファンもスタッフもくれぐれも体に気を付けて体調崩したり怪我なんかもしないように元気であってほしいと願っています。特に今はゴールデンウィークの大変なスケジュールに突入してきているので、いつも以上にそう思います。みんなご安全にー!

 


 愛知公演もとても楽しかったです!
 残りの公演も楽しみますよー!

 

 アンジュルムが大好きです!!
 上國料さんが大好きです!!!