2025年9月13日・14日、立川のTACHIKAWA STAGE GARDENで行われた『モーニング娘。’25 コンサートツアー秋 ~Movin’ Forward~』を観てきました。今ツアーは羽賀さんと横山さんの卒業ツアーです。
9月14日はモーニング娘。の結成28周年と小田さくらさんの加入13周年のお祝いの日でもありました。そんな日に時間と場所と楽しさを共有できて、とても嬉しかったです。本当におめでとうございます。
さて、これから書く文章はいつも通りの、ただひたすらに自分の為に残す備忘録になります。何かに向かって決めつけるものでも強要するものでもありません。自分の大好きな花を見て何を想うよりも先に綺麗だなと思う、それを残した程度のメモと思っていただければと思います。もう本当に、何も知らない無知な人の勝手な戯言です。
凄い!モーニング娘。’25が一歩を踏み出した!
オープニングダンス、そして一曲目『ラヴ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。』を観ながら、その興奮と高揚、ときめきに貫かれてそんなことを思いました。
凄いんですよ!本当に凄かったんです!しばらくは頭の中で「すごい!すごい!凄い……!」と繰り返しながらステージを観ていました。そこには未来に向かっていく明るさ、そう、朝に太陽が昇っていく時の空気や音、心、見えないものまでを芯から輝かせるような、そんな輝きが会場中に拡がって分け隔てなく注がれているのが見えたんです。メンバーの目がみんなキラキラしてるんですよ。もうね、素敵としか言いようのない素敵が溢れ出しているんです。眩しいほどにキラキラキラキラ。すごくね、そういうのが、そういうのを見られるのが私は嬉しいんです。その人の核の燃焼を感じられるから。魂を燃やしているかのような姿にどうしようもなく感動するんです。なんて美しいんだろう。そう思うんです。ドキドキして涙が出そうでした。
私は今回の公演を観て、モーニング娘。’25が本当に劇的に変わったと思ったんです。以前のエントリーで書いたこともあったと思うのですが、私はモーニング娘。のイメージって結成当時はともかくとして、いつの頃からか『個』が完璧にコントロールされた美学の体現みたいなものになっていたんです。『集』としての変わることのない『美』と言うような。それがね、前ツアーからその片鱗があるような感じはしていたのだけど、今回は明確に『個』を出してきたと感じたんです。なんと言うか、蜃気楼がにわかに地続きになった感覚でした。そこにちゃんと表情があるというか。血が通っているというか。多分、きっと、これが本来のモーニング娘。の持っている魂で、流れている血なんじゃないだろうか。それがようやく私にも見えるようになったのかもしれない。そんなことを思いました。
今回のツアーで特筆すべきは、セットリストのもの凄さだと思うのです。もうずっと全速力で走り続けるようなセットリストなんです。とにかくフィジカルへの荷重が凄まじい。ステージ上の移動もめちゃくちゃ!(笑)私はずっと小田さんをみているんですけど、なんかあの結構な段差をずっとぐるぐるすごいスピードで動き回っていて、ちょっと心配になりましたよ(苦笑)えっ!?そこからどこまで行く気なの!?あそこ!?あそこまで行くの!?何カウントで行く気なの!?あー!転ばないで!怪我しないで!足傷めないでー!がーんーばーれー!と言う気持ちでした。ものっすごく大変だと思います。でも、それに比例するメンタルにおけるメンバーの想いの力が負けじと強大なんです。だからその相乗効果でとんでもないエネルギーがステージの上で爆発するんです。その膨大なエネルギーをコントロールして、メンバーが本当に頑張ってくれている。こんなにも素敵なものをあんなにも真摯に懸命に、そして楽しそうに見せてくれるなんて、受け手としては幸せ以外のなにものでもないと思います。本当に嬉しい。めちゃくちゃ楽しい。こんなにも心を動かしてくれて魂を揺さぶってくれるなんて。「ありがとうー!がんばれ!がんばれ!がんばれー!がーんーばーれー!まけるなー!いけー!とどけー!小田さん大好きー!」と心の中でずっと叫んでいました。
因みにこの一曲目『ラヴ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。』は『ハロ!ステ#598で』見られるので是非何度でも幾度となくご覧頂きたいです。因みに因みに、私の超絶大好きポイントは【2:33】あたりのステージセンターの弓桁さんから後方セット上センターの小田さんへの『魂込めながら』『叫ぶから』でのカメラの振り上げです。スイッチじゃなくて振り上げなのが良いんです。最高です。痺れます。小田さん大好きです。是非ともご覧ください。小田さん大好き。
そう言えば、公演をみていて加賀さんの存在を感じるときがあったんです。全然特別じゃないところで、ふわっと気配を感じて、「あ、一緒にいるんだ」と思ったんです。同期の横山さんがそう感じさせたのか、それとも全体的なものがそれを感じさせたのか。いずれにしても、私の知らないメンバー同士の『絆』とか『想い』のようなものが、モーニング娘。で過ごしてきた月日の中で隣にいた、と言う気配を感じさせたのかなと思いました。公演中はすごくたくさんの人たちの中でたくさんの想いが去来していたのだろうと思うのです。ずっとずっと、ちゃんと見てきた人たちには何が見えたんだろう。きっと私には見えないものが見えたりするんだろうな。
そして公演を通してずっと強く感じていたのが羽賀さんと横山さんの『愛』でした。モーニング娘。への、時間を共にしたメンバーたちへの、過ごした時間への、そしてそこに包括されるファンへの『愛』。『Movin’ Forward』は突き抜ける程の愉しさの中に狂おしいほどに優しい切なさとあたたかさをはらんだコンサートであると思うのです。この公演が素晴らしいのは羽賀さんと横山さんがその愛ゆえに妥協を許さなかったという一事に尽きると思います。そしてそれを共に作り上げようと邁進したメンバーたち、実現してくれたスタッフさんたち。もうね、受け手としては本当に感謝しかないです。先程フィジカルとしてのセットリストのすごさに触れたけれど、このセットリストのすごさはそれだけではなくて、その『質』の並外れた『高貴さ』にもあると思うんです。メンバー一人一人を深く愛しみ、一人一人に光を当てて、其々が其々にあんなにキラキラと活躍することが出来る。だからと言って自分たちの滅私にはならず、自分たちにもしっかりと光を当てていて、自分たちに向けられるファンの愛にもしっかり応えている。そう。愛なんです。愛でしかないんです。もう、ただひたすらに愛でしかない。そして、みんなからの羽賀さんと横山さんへの愛も、羽賀さんと横山さんからのみんなへの愛に負けないくらいにとてもとても深くて大きいと感じるんです。それはステージに『Movin’ Forward』を創出させているモーニング娘。’25をみれば、聴けば感じられるんです。羽賀さんと横山さんからの愛を他のメンバーはちゃんと受け止めて、それをまた愛で返している。ああ、羽賀さんも横山さんも、めちゃくちゃみんなに愛されてる。よかったなー。ちゃんとみんな相思相愛じゃん。そんなことは当たり前なのかもしれないけど、当たり前のことがちゃんと当たり前であることって当たり前じゃなかったりするので、当たり前が当たり前に在ることをすごく嬉しく思うんです。みんながちゃんとみんなを愛していて、愛されていてよかった。心からそう思います。
さあ、ここから小田さんの話をしますよ。私は小田さんが大好きなのです。9月14日にモーニング娘。が28周年を迎えて、同時に小田さんも加入13周年を迎えました。まずはおめでとうございます!すごいです!だって13年でしゅよ!?すごすぎてタイプミスもするってもんです。もうね、本当にすごい。この13年、ずっとずっと頑張ってきてくれたってことでしょう?その時間の中で、私が小田さんのことを大好き!ってなったのってたぶん本当に最近なんです。何年か前から『さくらのしらべ』は観に行っていたし、モーニング娘。を見る機会があれば小田さんばかり見ていました。だから好きではあったのだけど、今みたいに大好き!ってなれたのって本当に最近だと思うんです。すべてのことにはタイミングがあって、私が小田さんを大好き!ってなれるそのタイミングが来た。そして、それは小田さんがずっとそれまで頑張ってくれていたってことなんです。でなければこのタイミングは訪れなかった。小田さんがステージから届けてくれるものを受け取れると、私はとても幸せな気持ちになれるんです。小田さん、いつも頑張ってくれて、そこにいてくれて、素敵でいてくれて、本当にありがとう。私は小田さんが大好きです。
小田さんは今回の公演でもとても素敵でした。出てきた途端に「ひゃー!小田さん素敵ー!かわいいかわいいかわいいー!素敵美々しいかっこいいー!大好きー!」ってなりました。最初から最後まで終演後まで何なら今現在ですら大好き大行進です。衣装がまたとても似合っていて、特に2着目だったかしら、『続・11人いる!』を思い出したんですよ。フォースみたいだ!って。私は小田さんのフォースが好きなんです。もしフォースがフロルみたいに未分化で女性を選んだとしたら今の小田さんみたいな感じなのかもなと思ったりしました。
小田さんのスキルと表現力の調和で生まれるパフォーマンスの美しさが大好きなんです。『時空を超え 宇宙を超え』の間奏でタンッという音と共に指をパチンと鳴らす振りを当てる箇所があるんです。そこの小田さんの動きがすごく情緒的で、指を鳴らすというよりも、何か大切なものを大切に大切に掴み取っているように見えたんです。それがもう素敵なんです。星明りにキラキラと輝く光の粒子を小田さんが纏っているように見えて、とても美しいんです。同じく間奏中のバレエのやわらかで繊細な動きなんて清冽に静謐に美しい。静かな湖に音もなく波紋が生まれるようでした。あそこにある小田さんの心はどんなものなんだろう。あと何回か見る中で、それを少しでも感じ取れたらいいなと思います。
髪型のせいかもしれないのですが、あげていた髪をおろしていたときに、子供の頃の小田さんが見えたんです。なんて言ったらいいんですかね。今の小田さんと子供の頃の小田さんが一緒にステージを頑張っているような感じと言いますか。今の小田さんが過去の小田さんを導いていると言いますか。そのイメージが私の脳内ではショートフィルムの様に映像で流れてきたんです。あぁ、なにか、すごく頑張って何かをしようとしてくれているのかもしれないと思いました。小田さんは以前よりも『言葉』を、『心』を伝えてくれようとしていると思うんです。今回もすごく歌詞に、言葉に、小田さんの想いが乗っているように感じたんです。小田さんは少しずつ変化して進化して大きくなろうとしているのだろうと思います。そうやって一心に前に進むその格好良さと強さは、とても綺麗で、見ていてすごく元気になるんです。小田さんが大好きです。
今回のツアーは小田さんがたくさん歌ってくれていて、すごくすごくすごく嬉しいんですよ、私は。小田さんの歌が、声が大好きだから。誰かのファンである人は皆そうなんじゃないかと思うんですけど、歌でもダンスでも、やはり自分の大好きな人の活躍は嬉しいんです。だから、このセットリストを考えてくれた羽賀さんと横山さんには本当にいくら感謝をしてもし足りない。他のメンバーにも最高のバランスでたくさんの見せ場があって、その感覚のクレバーさに感服してしまいます。改めて、ありがとうございます。
コンサートを見ていて、モーニング娘。は、やはりすごいよなと思ったんです。これだけの曲を持っていて尚、まだまだたくさんの曲がある。28年の歴史というものは、これだけはどうしたって太刀打ちできない。それは優劣ではなく、積み重ねた、培ってきた事実として。その事実がモーニング娘。であることの誇りとして、一人一人の魂の芯に根付いているように感じられました。
終演後、会場を出て、凄いものを美しいものをみた悦びと幸せに、あくまでも楽し気に浮足立つ人波の中を、公演の始まりを振り返りながら歩きました。
オープニングダンスの後の一曲目、オープニングで秘めていたエネルギーが一気に爆発したかのような輝き。メンバーの沸騰する感情が全身全霊をもってファンに向けて投げかけられる。
来てくれてありがとう!
みんなに会えてうれしいよ!
観てもらえるのがすごく楽しみだったんだ!
絶対に楽しいからね!
絶対に喜んでもらえると思うよ!
みんなと一緒に楽しみたいんだ!
楽しいね!楽しいね!
みんなで一緒に最高に幸せになるんだよ!
さあ!!いくよ!!!
声が聞こえた気がした。
その声は、想いは、きっとモーニング娘。’25の『愛』なのだと思います。
私ね、この『Movin’ Forward』でモーニング娘。’25の紅蘭紫菊が見られるんじゃないかと、こっそり思っているのです。見られたらいいな。みんながみんな、其々が其々にどんな風に咲くんだろう。もしそれが見られたら、それは革命なんじゃないかと私は思います。
今の時点でこのツアーの辿り着く先はまだ決まっていないけれど、卒業公演まで、メンバーもスタッフもファンも、関わる人たちがみんな、元気に前進し続けられます様に。怪我をしたり体調を崩したりしません様に。みんなみんな心身ともに御安全に!
楽しかった!楽しかった!
楽しかったなー!
めちゃくちゃ楽しかったよー!
大好きをたくさん浴びることが出来て幸せだった!
素敵な時間をいつもありがとう!
たくさんたくさん頑張ってくれてありがとう!
また次に観るのがとてもとてもとても楽しみです。始まったばかりのここから、前に進むにつれて見える景色がきっとどんどん変わっていくんです。次は何が見られるのか、心から楽しみにしています!
モーニング娘。28周年、おめでとうございます!
小田さくらさん、モーニング娘。加入13周年、おめでとうございます!
モーニング娘。に、小田さんに、益々の活躍の機会とたくさんの幸せが訪れますように!
これからも小田さんにたくさんの笑顔がありますように!
小田さんが大好きです!!!
ああ!楽しかった!!!
ありがとう!!!
<補足>
『モーニング娘。’25 コンサートツアー秋 ~Movin’ Forward~』セットリスト
【A】
01. ラヴ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。
02. てかHAPPYのHAPPY!(新曲)
03. Happy birthday to Me!
04. 明るく良い子
05.セクシーキャットの演説(キャット:小田、羽賀、横山)
06. HEAVY GATE
07. ロマンスに目覚める妄想女子の歌
08. What is LOVE?
09. シルバーの腕時計(横山、岡村、櫻井、弓桁)
10. Take off is now!(野中、山﨑、井上)
11. 通学列車(小田、野中、牧野、羽賀、岡村、山﨑、井上)
12. もう 我慢できないわ~Love ice cream~(羽賀、横山)
13. 幸せ指数 発表されたい(小田、野中、牧野、櫻井、弓桁)
14. 時空を超え 宇宙を超え
15. The 摩天楼ショー
16. What’s Up? 愛はどうなのよ~
~メドレー~
17. 笑顔YESヌード
18. 女と男のララバイゲーム
19. 気まぐれプリンセス
20. 恋愛ハンター
21. 自由な国だから
22. Teenage Solution
23. I surrender 愛されど愛
24. 気になるその気の歌
25. One・Two・Three
26. 恋愛Destiny~本音を論じたい~
27. わがまま 気のまま 愛のジョーク
~アンコール~
28. 友情 〜心のブスにはならねぇ!〜
29. 青春小僧が泣いている
30. Be Alive
【B】
01. ラヴ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。
02. てかHAPPYのHAPPY!(新曲)
03. Happy birthday to Me!
04. 明るく良い子
05. セクシーキャットの演説(キャット:小田、羽賀、横山)
06. HEAVY GATE
07. ロマンスに目覚める妄想女子の歌
08. What is LOVE?
09. Give me 愛(小田、岡村、山﨑、井上)
10. 大きい瞳(野中、牧野、羽賀)
11. Rockの定義(横山、櫻井、弓桁)
12. Only you(野中、羽賀、岡村、山﨑、井上、弓桁)
13. ボン キュッ!ボン キュッ!BOMB GIRL(小田、野中、牧野、横山、櫻井)
14. 時空を超え 宇宙を超え
15. インスピレーション!
16. Go Girl 〜恋のヴィクトリー〜
~メドレー~
17. 笑顔YESヌード
18. 女と男のララバイゲーム
19. 気まぐれプリンセス
20. 恋愛ハンター
21. 自由な国だから
22. Teenage Solution
23. I surrender 愛されど愛
24. 気になるその気の歌
25. One・Two・Three
26. 恋愛Destiny~本音を論じたい~
27. わがまま 気のまま 愛のジョーク
~アンコール~
28. シャボン玉
29. BRAND NEW MORNING
30. 涙ッチ